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テイク・ディス・ワルツ

2018/01/14  13:10
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【概略】
恋愛時代のときめきは薄れつつも、穏やかな愛情を育む夫婦・マーゴとルー。ある日、マーゴは仕事で訪れた島でダニエルという青年と出会い…。
ドラマ



.0★★★★★
ミシェル・ウィリアムズとセス・ローゲンが夫婦役で主演。監督はサラ・ポーリーですが、やはり、女性の繊細な感情を汲み取るのが巧い。これ凄く良かったです。

恋愛映画の先の、気心が知れた仲になった夫婦の物語。恋愛時代の情熱やときめきは薄れつつも、何ひとつ不満もなく穏やかな愛情を育む生活のなか、ダニエルという青年と出会ったことから、妻の女性の部分が再燃する。

倦怠期までいかない仲むつまじい夫婦の中の距離のとりかたがうまいのかな、ミシェルさんがまたこういう役どころにはまってる。どこかちょっとアンニュイな妻を演じさせたら他の女優さんは敵わないんじゃないかなー。

日常に対して閉塞感を感じていることがその表情から汲み取れるというミシェルさんの演技がとにかく素晴らしい。積み重なった日常の、感情の澱のようなものが溜まっているのがよくわかる。なんてこともない夫婦の会話が空々しくも感じられる場合もあった。でもセス・ローゲンさんの持ち味のおおらかさは感じれて、シャワーでちょっかい出してくるシーンなんかは二人の関係が可愛らしく感じた。80歳になって話してびっくりさせてやろうとする、なんてものすごく愛おしくてたまらなくなるよ。私だったらマーゴの決断はしないな、30年後の約束は守りそうだけど。

あの遊園地の乗り物がいいところで突然音楽もスピードも止まる。乗っている間自分だけの世界が確立されていたものが、一瞬にして現実に戻る、そんな感じのぶつ切り演出も良かった。

ある意味で怖いと感じるのは、私もマーゴのような考え方をいつかするのかもしれないという危惧からなのかもしれない。「新しいものもいつかは古くなる」結局相手が誰でも同じ事で、自分の心次第なんでしょうけれどね。「人生は常になにか物足りないのよ」という義姉の台詞がぐさーっときたな。
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