
【概略】
全米でコメディアンになる夢に挫折し、故郷の香川県に戻ってきた香助。うどん職人である彼の父親はそんな香助に冷たい。だがその父が急死。故郷の味・さぬきうどんに魅入られてきていた香助は、父が残した製麺所でうどんを打とうと決意をするのだが…。
コメディ
.0★★★☆☆
ああ…美味しいうどんが食べたい!!この映画をみたとき、おそらくみんな同じ事を思うはず。
夢をあきらめた香助が実家のうどん屋に帰ってくる。タウン情報誌編集者の恭子と出会ったことから、故郷の讃岐うどんに魅入られはじめ…。
ありがちなヒューマンドラマではありますが、メインはやはりうどんです…というかそれだけの作品といってもいいかな。
うどんっていうと、まさに庶民派食べ物の1つのイメージ。饂飩自体はそこまで食べたくなるものではないんですが、讃岐うどんは美味しいので別です、私も好き。
こういったいわゆる「ローカルネタ」ってのは確かにあるよねー。下手すると地元の人もわからない通向けのお店なんかも。それをとりあげてタウン誌を売るため、食べて食べて食べまくる。食べ歩き好きな人はうどん巡りするだけでも楽しめそう。こりゃ人ははいらないだろ~~ってお店に限って美味だったりする場合も確かにあるんだよね!タライうどんってのも凄いなー!

後半の家族ものよりも前半部のこのうどん巡りドキュメントのほうが面白かったなー。微妙に地元民にしかわからないような「通ぶり」がまた可笑しい。高校生の饂飩部が格好いいよ!
ただかなり無駄なシーンがあって冗長すぎるのが残念。内容的には映画ではなく2時間TVとかでよかったかも。
ラストの展開はちょっとやりすぎで少し納得がいかないんですが…そうはいっても、まあ、ハッピーエンド、だよね。また夢を追いかけても帰郷したときの自分とは違っているはず。
うーん、うどんが食べたいー!


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