
【概略】
12歳の誕生日を迎える少年・アレクサンダーは、自分ばかりが災難に遭っていると感じ、家族にも災いが起こるよう願いごとをする。すると翌日、想像もできないようなトラブルが家族に起こり…。
コメディ
.0★★★☆☆
そして、家族はひとつになる!
家族みんなが最悪な1日をどう乗り越えるのかを描いた、ディズニー制作のコメディなので、安心安定のクォリティ。
スティーヴ・カレルと、ジェニファー・ガーナーが両親役を好演。
僕にとってはサイアクの一日だったのに、パパもママも、お兄ちゃんもお姉ちゃんも、とてもいい日を過ごしてたなんて!みんなにも、サイテーでサイアクな気分を味わってほしい!…と誕生日にそんな願いごとをしてしまったアレクサンダー。
両親と子どもたちがボロボロの車に乗って帰宅する異様な姿から物語は始まり、一体彼らに何が起きたの?と、クーパー家の「ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日」の回想が始まる。健全なコメディなので、バカバカしくも微笑ましいというエピソードが連なる。
でも持ち前の前向きさで一家はなんとか乗り越えようとしていくんですね。しかしそれでも「最悪な一日」の呪いは続く。
自分の呪いのせいで悲惨な事ばかり起こるのに、「いつも前向きじゃなくていい。家族がいる」とかってアレクサンダーがいうのは、なんか違うような…気がしたけど、でも面白いからいいか。ワラビーも可愛かった。オーストラリアに詳しいアレクサンダーのために、ふれあい動物園風の誕生会。カンガルーが意外と怖い顔でびびった。
赤ちゃんのトレヴァーがすっごく可愛いんだけど、この子双子だったんだって。
しかしアメリカの子供の誕生会は派手ですね。
あのディック・ヴァン・ダイクに「うんこ」を連発させた本作。最悪最低の日でも、大好きな人が側にいれば、最悪じゃなくなるんだ!という結論は、爽やかで良かったと思いますよ。


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