ラブロマンス・青春・コメディ

愛と誠

愛と誠

【概略】
ブルジョア一家の令嬢・早乙女愛は幼少期、雪山で見知らぬ少年に助けられる。それから11年後の72年、ふたりは運命の再会を果たす。
ロマンス



.5★★★☆☆
歯医者さんに揃えてあって全部読んでた「愛と誠」。子供心にも物凄い劇画純愛漫画だと思ったものでした。それがミュージカル風に生まれ変わるとこうなるんですかねぇ。色々違和感ありました!!
これは思いっきり好みの分かれる作品になってそうです。それでも三池崇史節、私は実は結構楽しめました、違和感は残るけどね。昭和歌謡の世代ではないので目新し感もあったのかもしれない。
ただ「りっぱだわ。メガネをかけていて青白くとも男らしい男だわ!」…とは思えなかった「君のためなら死ねる!」な岩清水君…スリッパで叩かれまくる姿が可笑しかった。ガムコ!いたよねえええ。安藤サクラさん、いい配役だわ。それにしても高原由紀はどうしてこんなキャラに?大野いとさんじゃ役不足だなあ。
男女乱闘ってのも昨今珍しいですよね。長い丈の制服スカートなんかも。



大真面目に作っているのにどこか笑えてしまう雰囲気が漂っているのも、なんとなく原作を彷彿させるというか。誠と愛の二人の、こっ恥ずかしい怒涛の恋愛を熱血青春ミュージカルとした手腕には「これもありか」と思わせられるような妙な説得力もあったりなんかしちゃって、アニメーションすら使ったエンタメ大作だと思います。つい合いの手をいれてしまいたくなるような作品とでもいうべきか?(笑)
ただ、押さえるべきとこは押さえてあるんですが、これは愛と誠というより誠単体が主役の映画になってしまっていて、愛に対する愛情というのか、要するに恋愛成就にいたる過程に説得力があまりなかったようにも思う。ラストに向かって強引に決着がついてしまった感がもやもやっと残ります。
でも演出は派手で面白く、リアリティを追及しないことでファンタジー性さえも生まれている。これはこれでいいんじゃないかなぁ~。なんだか得体の知れないパワーなんかを感じちゃった。全体的にダンスが気持ち悪いところもツボに。
勘違いと空回りの一途さで誠を慕う愛役の武井咲さんが可愛らしかった。

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( 最終更新日: 2018/03/14 Wed )
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