ホラー

ブラック・フォン

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【概略】
マジシャンだという男に拉致され、地下室に閉じ込められた少年・フィニー。すると突然、黒電話のベルが鳴り、死者からのメッセージが聞こえてくる。
製作年:2021年
製作国:アメリカ
収録時間:103分
ジャンル:ホラー
日本語吹替:あり

.0★★★☆☆
私の好きな、「フッテージ」「NY心霊捜査官」などの監督さんの作品。
米国では子供の誘拐事件が後を絶たない。この作品でも町全体で子供の行方不明が止まらない、そんな設定でした。
亡くなった母親は人とは違う特殊な能力を持っていたんだね、妹グウェンが「夢を見る」能力を持ってました。
イーサン・ホークは今回悪役、手品をすると名乗る、子供さらいを演じていました。
野球の敵チームだったが健闘しあったブルースも、友達のロビンも、突然いなくなり、行方不明になった。
突然、防音の地下室に捕らわれた主人公の少年フィニーは、地下室にある「鳴らないはずの黒電話」を見つけるが…。
「無駄だ。破れるガラスならロビンがもうやってる」そう諦めかけてた時、また電話が鳴るんです。「…もしもし?」
最初に失うものが、名前。「いい肩してるよ」そのセリフで、「…ブルース?」「…そう、僕はブルースだ。そうだ」
ブルースが最初。行方不明になりおそらく死んだ、子供たちの声が(なぜか)黒電話から聞こえてくる。新聞少年の「上には行くな」とかね。ちゃんとその理由もあって、叩く用のベルトを手に半裸で待ち構えているイーサン・ホークの姿にちょっと笑った。
いなくなった子供たちが、「あそこにあれを隠してる」とか、「僕の自転車のカギ番号を壁に彫ってある」とか、「壁の中のパネルを壊して冷蔵庫に入れ」とか、各々それなりに抵抗し、生きようとしてたんだなと思った。 
友達を救いたい。俺は友達を見捨てない。そうロビンが最後に助けようとしてくれたの、感動しちゃった。ロビンは殺されてすぐだから、名前を忘れていなかったんだね。「俺のためにやれ。逃げるんだ」
殺された全員の子供たちの知識や言葉が役立って、結局フィニーは「犯人」を返り討ちに。
妹との絆もよかったよね。兄妹役を演じた二人の表情も良かった。
ただ、前述の作品たちには勝てない「普通さ」を持った映画ではあったかな。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2023/07/01 Sat )
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