
【概略】
高校生の乙骨憂太は、幼い頃、結婚を約束した幼なじみの祈本里香を交通事故により目の前で亡くしていた。それ以来、呪霊化した里香に取り憑かれるようになった乙骨は、暴走する彼女に周囲の人々を傷つけられ苦悩していた。そんな中、呪霊を祓う“呪術師”を育成する教育機関・東京都立呪術高等専門学校の教師にして最強の呪術師・五条悟に導かれ、乙骨は同校に転入することに。自身の手で里香の呪いを解くことを決意した乙骨は、同級生の禪院真希や狗巻棘、パンダと共に呪術師として歩みだすが…。
製作年:2021年
製作国:日本
収録時間:105分
ジャンル:アニメーション
日本語字幕:不明
.0★★★☆☆
映画館鑑賞。レイトショー。
特典の「0.5巻」をもらえました。
呪術廻戦は、0巻から確か16巻くらいまで過去に持ってて原作を読んでいたんです。
でも、オマケページの「無量空処」を理系的に理論として考えるみたいな部分で、それが、まっっったく理解出来なくて、それがどうにもだめで、途中下車しました。
え、そこで?と(私に対して)思われた周囲の方もいましたが、なんだろうね…ジョジョみたいに、「永遠にたどり着けないッ!」とか簡潔に言われたほうが、まだ納得いくというか。もしオマケページにその理系的に考える部分が載ってなかったら、今でも原作集めていたかもしれない。呪いとか、言霊とか、中学生の時にハマったので。
「鬼滅なんて子供向けじゃん、呪術は大人向け」って考える人もいるだろうけど、私はどちらかといえばそれは逆で…そう、呪術こそ若い人(中高生~20代)向けだと思います。
でも、やはりエヴァ声優が多く起用されているせいか、乙骨くんがモブっぽいシンジ君にみえるせいか、「死んじゃダメだ死んじゃダメだ」の繰り返し部分も、どうにもこうにも、私何を観てるんだっけ?ってなった(笑)。それにしても、弱虫君が最後無双する展開は少年漫画的だね。
朝イチに見に行った友人は(友人は今日朝イチとレイトを観た事になる/笑)2回泣いたって言っていたけど、「え。泣くとこどこ…?」って思っちゃったし、なんだろう、私の心が呪術から離れているからなのか、推しだった棘先輩やななみんの登場や活躍には「わあ❀(*´▽`*)❀」となったものの。ごめんね。棘先輩みたいに「しゃけ!」とか「ツナマヨ!」って答えればよかったかな。
アニメだと、原作漫画と違い(当たり前だけど)動くので、あのシーン、こうだったのか…とかそういう意味では見ていて楽しいし派手。
作画はどうだったのか、と言われたら、普通にきれいで、さすが日本のアニメーションだとは思います。冒頭の乙骨くんが階段降りてくるところのBGMなどもこれからの展開を期待させるようで良かった。ただ、そこまでが限界で突き抜けない感覚がありました。
勿論比べてはいけないとは思いますし、個人の好き好きとも思うのですが、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」と比べると、なんていうか最初は良かったんだけど段々「うーん」と思ってしまうというか。結局(確かに私は鬼滅が好きではあるのですけど)本作は徐々にクライマックスに向けての吸引力が足りなかった気がする。
気が付いたら夢中になってたとか、そういうのがなかった。心に響いてこなかった。どこか「軽く」見えてしまった。
里香ちゃんはよかったです。幼い少女(10歳)なんだけど、女の情念の恐ろしさと哀れさと美しさと嫌悪感が混ざったような異形の存在感。うん、良かった。可愛いしね。
良質なアニメ映画作りには、やはり作画と(別に鬼滅に劣っているというわけではないです、それぞれの制作会社の「色」もありますからね、その人の好みによる)、声優さんと、BGMは、重要だね。
そういえば車の中で話してた中で、友人の「わたし五条先生好きじゃない。完璧すぎる」に笑いました。そういうキャラだからね~~~。次は渋谷事変をやるのかな。
コメント
ツナマヨ!
めんたいこ!
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