ラブロマンス・青春・コメディ

マーメイド・イン・パリ

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【概略】
記録的な雨による大増水で、浸水してしまったパリ。セーヌ川に浮かぶ老舗バーのオーナーの息子・ガスパールは、傷を負い倒れていた人魚を見つける。
製作年:2020年
製作国:フランス
収録時間:102分
ジャンル:ラブロマンス
日本語吹替:なし

.0★★★☆☆
パリを舞台に、美しい人魚と心優しい男の切なくもキュートな恋を描いたファンタジーラブロマンス。
さすがフランス、オシャレだなあ。おもちゃとか、開く本で仕掛けがぶわっと広がるところとか、全体的な小物がオシャレ。
ガスパール(40歳)は老舗のバーのオーナーの息子だけど、そのバーは大手チェーンに買収される。
失意の中セーヌ川付近を歩いてたらなんと倒れてる人魚に遭遇!病院へ行くも追い返されたので家へ連れて帰る。
人魚…(マーメイドやらセイレーンやら)だから、歌で相手の生命力を奪うのかな…?(恋に落ちて心臓が破裂するとか言ってた)歌を聴いた病院のビクトルはぶっ倒れたあげく死ぬんだけど、ガスパールは全く平気だった。歌が通じない…。ルラ可愛いな。
ルラと名乗った人魚、2日海に帰らないと死んじゃうっていうんだけど、「(映画を)楽しんで」とか言ってガスパールは仕事に行っちゃう。
一方ビクトルの恋人(妻?)だった女医は、少し離れただけの彼に何があったのかと、昨晩の事を調べ始める。
フラワーバーガー(バーの事)の歴史の本だったのね、あの仕掛け絵本みたいなの。素敵だ~。
隣人の女性の顔が妙に印象強いんだけど、この人も元アレだったのかもね。勝手に人魚ルラのいるバスルームとか入ってきちゃいまして、しかも新しい歌手の恋人と勘違いしたうえ「面白い子ね」って気にいっちゃうw
なんかさ、ラブロマンスって感じのロマンスじゃないんだけど、最後は「愛しのガスパール」になるとこは良い。恋をしたら死んじゃうから、恋イコール別れでもあるんだけど。
人魚の涙が真珠になるとこも良かったわ。
「ガスパール、痛みを感じる。激痛よ」ルラが恋ってなに?と序盤で聞いたときのガスパールの答えだったよね。喜びと痛み…激痛だって。
ビクトルの仇で、一瞬、助けないって思ったのであろう女医が、ラスト一生懸命ガスパールに心肺蘇生を試みるのも良かった。
フランス映画らしいオシャレ感のある映画だったけど、いまひとつ「しっくり」こない軽さがあるのもフランス映画らしい。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画情報
( 最終更新日: 2021/11/06 Sat )
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