アクション・SF・歴史・パニック

ナイト・ガーディアンズ

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【概略】
配達員のパシャは夢の中で見た女性ダナを見かけコンタクトを取ろうとするが、そこにやって来たダナを狙う闇に生きるグール<異種生命体>たちと対峙することになる。2人は対グール監視専門の連邦保安局 特殊任務‘D局’の助けもあり追い払うが、ダナは1人闇の中に消え、パシャは‘D局’から驚愕の事実を聞かされる。戦いを仕掛ける者、戦いを煽る者、戦いを止める者、戦いを嘆く者、それぞれの思惑は交差し、エクリプスの夜、闇に生きるグールたちとの1,000年の歴史を背負った大いなる戦いの幕が開ける!
製作年:2016年
製作国:ロシア
収録時間:101分
ジャンル:アクション
日本語吹替:あり

.5★★★☆☆
配達員のパーシャは、「飛ぶ夢」をいつも見ていたのだけど、その夢の中に出てくる女性が、行方不明中の歌手ダナ・ロキスと同じタトゥーをしていると知り…。
肝心のグールが、なんていうのかな屍食鬼(グール)と言うより吸血鬼と狼男のいいとこ取りぽいというか。
たまたま襲撃されてたダナをグールたちから助けた事で、「あなた戦士なのね」と勘違いされキスされた事で「なら見つけて。私を守るんでしょ?」と言われる。彼女は屋上から飛び降りそのまま行方不明。パーシャは夢でなかったことをダナのブレスレットを発見することで確信。
ヒロインのダナが可愛いかったですね。でもグールらしい表情も見せる。
本作で面白いのは、D局(デーモンのD)の存在。イーゴリに案内され、特殊捜査課を案内されるパーシャは、人外の種族「堕ちたもの」を監視するところだと言われ「そんなファンタジーな」と思うのだけど、中世まで人間と彼らは争っていたが、近世になって共存することで同意したらしい。仲介者たちは人間との共存関係が守られているか監視している。
「吸血鬼は映画の中だけのもの、グールは実在する」。
ダナはグール族の古い血筋の生き残り…。情報通のリョーハが言うには、ダナの父が死んだ事で、彼女と結婚したものは「堕ちたもの」の頂点にたてる。なるほど、そういうこと。
グール族はエンタメ系だったり、警備員を専門にする堕ちたものもいたりと住み分けされてるとこはちょっと笑った。
かつて人間との共存に唯一反対したグール、ヤンクルがダナを狙ってた。
マシンガンでノリノリのイーゴリに笑った。グールは陽の光で消しクズになるんだね。さっとダナにコートをかけてあげるパーシャ。
まあわかってたけど、本部から人を遠ざける作戦で、いたるところで襲撃事件が発生してた。まあそうだよね。ってか、通信士さえも借りだされるのおかしいでしょ(笑)いや、通信士は残しておこうよ。
ロシア映画って、大味だけどもエンタメ寄りになってて面白いなあ。もうちょっとアレ…っていうのもあるけど、何がしたかったのかのビジョンはわかるっていう。豚が変化するとことか好き。
一度死んだパーシャを、日食の血の契りでダナが救った。パーシャは不死身のグールになり「堕ちたもの」たちのリーダーに。
なんだかんだで助けてくれるリーが一番素敵な女性じゃないか?
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2021/08/19 Thu )
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