アクション・SF・歴史・パニック

新感染半島 ファイナル・ステージ

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【概略】
感染爆発が半島を崩壊させてから4年後、家族を守れなかった元軍人・ジョンソクは、亡命先の香港で廃人のような暮らしを送っていた。そんな彼の下に、半島に戻るある仕事が舞い込む。
製作年:2020年
製作国:韓国
収録時間:116分
ジャンル:アクション
日本語吹替:あり

.5★★★☆☆
「新感染 ファイナル・エクスプレス」から4年後の世界を描いた続編。
主演はカン・ドンウォン!( *´艸`)
たった4年で廃墟と化した韓国。それからジョンソクが、4年前に姉夫婦を連れていく時に見捨てた親子(主に母親とその子ら)が逞しく生き残っていた…。罪悪感から、「実は昔会っています」と言うんだけど、31台の車があの時私たちを通り過ぎたと母親が。「あなたは娘たちに借りがあるでしょ。あとで私のいう事を聞いて」
これカン・ドンウォンカッコ良すぎるでしょ。義兄の死もさ…ジョンソクを守ってだもの。非力だけど勇気をだした義兄の姿。
しかし、これ途中で「マッドマックス」みたいな感じになるんだよね…。大量の感染者を轢きまくりのカーチェイスでもあるんだけれど。あとは娘ちゃんのドライビングテクニックが凄すぎて笑う。
ニセモノの家族でも、家族としての絆が出来上がってた。この子らは俺の希望っていってたおじいちゃん(師団長)が、本当にアメリカのジェインさんと親交があったって、誰もがでまかせだと思ってた。でもほんとに来てくれるんだよ…。
脚を負傷した母親の「絶対に子供たちを守り切って」というのが、ジョンソクとの約束。自分が感染者らの標的になることで、子供たちを無事に逃がそうとしていた。
でもその時、ジョンソクは「努力したか?」というかつての義兄の言葉を思い出す…。泣きじゃくる末娘に、「おじちゃんが、お母さんを連れてくる」と宣言。
テイストが全く違うので前作とは比較が出来ないんですが、これはこれで面白いし、ドンウォン無双もみれます。大尉の姿と、やさぐれた姿、それから親子に出会ってからの「希望」を得た姿…。
比較すれば個人的には前作の方が私は好きかな、ラストの余韻がいいんですよ。でも本作は本作でアクション映画としても単純に面白かった…ただし、大量過ぎる感染者をドンドコ轢いていったりむしろ活用したり、鬼ごっこしたりするのですが、感染者への恐怖自体は少なめに描かれていたように思います。
本当は感染者や感染へのもっと強い濃い恐怖があっていいはずなのですが、そこらへんが、あまり感じ取れなかった気がします。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2021/09/21 Tue )
  • コメント: 4
  • トラックバック: 3
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コメント

ゾンビがゲームに使われたりで、一応、制御されているからホラー映画としては怖くないですよね。普通は制御されていた筈のゾンビが甘く見ていた為に急遽、大増殖してみたいな展開があったらホラーっぽいけど、この映画の場合はノラゾンビの群れに自分達から出向いていくから様子が違う。

fjk78dead さんへの返信

こちらにもありがとう。
物凄い数の感染者がいるのに、ほんと添え物と言うか、それすらも小道具なくらいにアクション映画でしたし、女性が強いところが「デスロード」風味で(あそこまで徹底してない)元はちゃんとした軍隊みたいなのに、4年も生きてる女性を無視とか、普通ありえなくないです?ボスだけ薬で女囲ってて…とかならわかるけど、そういうのでもないし。
…ということで、女性キャラは劇中でも「あ、なんとかさん」って普通に呼ばれてた上、覚悟が半端ないので、本作のヒロインはカン・ドンウォンなのであった!!!

半島ゾンビ

寿命ってないんでしたっけ? あれば、そのまま放置しとけば浄化されそうな。

Re: ボーさん

寿命ってあるんじゃないのかな?
ゾンビというかウイルス系のようだし、
そもそも初作の4年後の話だし…

うーんどうだったろう

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