
【概略】
母親を亡くし、一時的に叔母の家に預けられることになった姉妹、オリビアとクレア。ある晩、幼い妹・クレアは寝ている時に不思議な声を聞き、地下室の鏡の前で言われるがままに呪文を唱えてしまい…。
製作年:2020年
製作国:アメリカ
収録時間:86分
ジャンル:ホラー
日本語吹替:あり
.0★★★☆☆
鏡から解き放たれた「何か」に取り憑かれるホラー。
近所のチャールズおじさん、ベスおばさんの家に妙にべったりだし、なんか二人で隠し事してるよね…と思ってたらば。
ぬいぐるみと姉としか話さなくなった妹クレアが、天才バイオリニストの少女(ベスおばさん)が両親と妹を殺害という記事をみつけて…。
でも妹は夜に「なにか」に囁かれて、鏡の中にいる「何か」の封印を解いてしまったようだった。
カミラを殺したクレアに驚いたオリヴィアは、ベスおばさんたちの話を聞くと、両親を妹(アンジェラ)が殺した所を見たので、私が殺したという。
しかしチャールズは、本当はアンジェラを殺したのは自分だったけど、ベスおばさんが自分の事を話さなかったため、全ての罪をかぶり、精神科病院に入れられた。自分は高校・大学にも行って結婚&離婚も経験した。一生分の恩がある、との事だった。
まずアレ(悪霊)のせいでクレアが操られているのでクレアのせいではない事を覚えておいて、とベスおばさんが言う。
退院して、なぜこの惨劇のあった家に戻ったのかと言えば、自らの手でアレを殺さず封印するため、と。
ピーナッツアレルギーのあるクレアに発作を起こさせて、体を捨てさせ…というアイデアは良かったけど、あの注射うちすぎだわ(笑)
暗い場面が多くて、見難い部分もありましたが、個人的にはあの言葉を妹に最期まで言わせず、ベスおばさんが言葉を唱えるところで反撃してブシャーっと倒すのかと思ったので、普通にオリヴィアがおばさんごととどめを刺したのには「あ、普通…」と思ってしまった。
でもこれチャールズも死んでいるし、カミラも死んでいるし、オリヴィアの仕業ってことで姉妹がバラバラになっちゃうよな…と思っていたらば、警官が「心中事件として処理される」って言ってて「え、何で?」と思っちゃたわ。カミラ死んでない?車の中で死んでるよな?
あの家に憑りついてる悪霊の仕業でおばさんが自分を顧みずにあいつを封印するために15年も備えてたとか、そういう設定は良かったんだけどねえ。
ロシア映画のような印象でしたが、アメリカ映画でした!
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