ラブロマンス・青春・コメディ

新解釈・三國志

n_622vpbt23432rpl.jpg
【概略】
中華統一をめぐり、魏、蜀、呉が群雄割拠していた時代。荒れ狂う世相を憂う男・劉備は、義兄弟の盃を交わした関羽、張飛と共に義勇軍を立ち上げる。
製作年:2020年
製作国:日本
収録時間:114分
ジャンル:コメディ
日本語字幕:あり

.0★★★☆☆
福田雄一監督が新解釈で描いた「三國志」。
わかってるんだよ…絶対まともな三国志作品じゃないってことは…でも三国志だからさあ!借りないといけなかったんだよ…!(義務感)
せめて、本作見た人の1割でも、「…で実際どうなのよ」と、「三国志」に興味持つ人が増えたらいいなあ…的に描かれているのが救いな作品でした。「あなたなりの三国志があるはずなんですよね」の西田さんのくだりが良かった。
このシーンこうだったら面白くない?面白いよね、面白くない?がかなり暑苦しいところはあります。ただ、そこまでクソではなかったかなあ…でも面白いかと言われれば面白くはないと思うんだけど。キャラ魅力は全くありませんので、三国志キャラとして成立していないところはダメかな。俳優さんが好きな人にはいいのかも?
あ、字幕があることも救いでした。
まあーなんといいますか、いつもの福田組のメンツにプラスして、ちらっとしか出ないのに、人が集まってるなあ…という印象でした。
どこかひとつのエピソードに絞ってやればよかったのかもしれませんね。散漫になっちゃってるし、まあ西田さんが「講義」している風に進むので略、略、略のオンパレードなのです。そして唐突にいいとこ?でエンディング。福山~…の形。
全体的にどんなにひどい作品なのかなって基準でみてしまっていたせいか、鑑賞後感は特別悪くはなかったです。
とはいえ、じゃあ良かったとこはと言われれば…うーん。悩む…特にいいとこはなかったです、と言ってしまえばバッサリすぎなので、黄金比率かなあ…。
関連記事
ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2021/10/22 Fri )
  • コメント: 2
  • トラックバック: 4
ランキングに参加しております。 ご協力お願いいたします。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

にほんブログ村 映画ブログ B級映画へ

シェアする

コメント

私、あまりオリジナルの「三國志」を知らないので、どの辺りからが「新」なのかがよく分からない。もっとうっすらとでも大勢に伝わってるテキストの「新解釈」をやった方がいいと思うな。「西遊記」とか「忠臣蔵」とか「豊臣秀吉」あたり。

fjk78dead さんへの返信

こちらにもありがとう。

ゲームなら 真・三国無双シリーズとか、シミュレーションゲームの「三国志」シリーズとか、
漫画なら 横山光輝「三国志」とか、「蒼天航路」とか、…最近だと、私読んでないですが「パリピ孔明」なんかもあるようで。
小説なら 吉川英治「三国志」、北方謙三「三国志」など、
色々三国志世界を摂取出来る要素は結構あるんですが(映画やドラマ、演劇なんかにもなってるし)、
日本の歴史上人物の新解釈とかのほうが、より「歴史に興味を持つ可能性」も勿論ありだったとは思います。
ただ、三国志は人気もあるし、ファン層も初心者から上級者まで結構幅も厚みもあるので、題材になったのかなと。

私個人としては、人形劇三国志も好きでした。小さい頃に再放送でみてました。
あとはまあ上記の漫画やゲーム、小説や映画をかじって、気づいたらスマホのスタンプにも横山三国志があるというね…(´・ω・`)ほとんど末弟とのLINEのためのスタンプ状態ですが(笑)
たぶん西遊記よりも三国志の方がメジャーだと思いますですよ

コメントの投稿








管理者にだけ表示を許可する