
【概略】
ウォール街きっての実業家ルイスが、全くの気まぐれから一週間のアシスタント契約を結んだコールガールのビビアン。しかし、彼女は瞬く間にエレガントな女性に変身する。その美しさと勝気な性格に、ルイスは次第に彼女に心魅かれていくのだが…。
製作年:1990年
製作国:アメリカ
収録時間:125分
ジャンル:ラブロマンス
日本語吹替:なし
.0★★★☆☆
シンデレラ・ストーリーの王道、「マイ・フェア・レディ」の現代版として、女性たちに絶大な人気を誇り、90年全米興行第一位となった作品。
リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツ共演。
ジュリア・ロバーツもリチャード・ギアも若い!そしてジュリアがめっちゃくちゃキュート!
ただし、コールガールをしているという過去が、ちょっと、うーんとひっかかるところではあるよね。いくらレディに変身しても…。
ホテルの支配人バーニーがめっちゃ親切。ヴィヴィアンがドレスを買えるように手配してくれたし、ディナーでの基本的な食べ方なんかも伝授してくれた。さらに「魅力的な女性ですね」とエドワードに。
ポロの大会で、すっかりレディになったヴィヴィアンだったけど、フッカーだという事がエドワードの友人に知られ「次は俺と寝よう」と言われた事で酷く傷ついたけれど、エドワードはそんな彼女に謝罪と「一緒にいて欲しい」と伝えるのです。
唇はだめ、といっていたのですが、ついに二人はキスをして(初日から寝てたけど)抱き合うのです。
企業買収の件で、ヴィヴィアンに出会った事でエドワードは自分の考えを180度変えた。その事で怒り心頭のエドワードの友人は、ヴィヴィアンを抱こうと無理やり襲いかかり、そこへエドワードが帰ってきて難を逃れ、10年来のパートナーだぞと叫ぶ友人に、きつく「出ていけ!」と言うのです。
しかし、ヴィヴィアンの望みはハッピーエンド。でも「僕は女性に縁がないらしい」。お金を受け取り出ていく時に「今夜一緒にいてくれ。君の意志で」と言われるけども、それは無理と答えるヴィヴィアンなのだった。
出ていくとき、ヴィヴィアンはバーニーにも挨拶して帰るのですが、「また来て下さい」に「いい人ね」と、なんかいい感じだった。
ヴィヴィアンは高校中退だけど、もらったお金で高校を卒業することに決めていた。彼女もエドワードと出会って変わっていた。
エドワードがホテルから去る時に、バーニーは「美しい宝石は手放すのが惜しいでしょう。昨日ダリルがヴィヴィアンさんを送りました」とエドワードに伝えるのでした。リムジンは、ダリルが運転してくれるのだ。
ラストの、ヴィヴィアンのアパートでまるで白馬の騎士のように(リムジンがまさに白)現れ、階段を上って「騎士が塔をよじ登って助けたあとはどうなる?」「もう離れない」とキスをする二人。なかなかこっぱずかしい演出だったけど、二人が結ばれて良かったですよね。
ただ、個人的にはもっとヴィヴィアンが会話とか物腰とかを変えていくのかと思っていたので、そういう意味ではただ高級な服を着ただけにも見えて、ちょとだけがっかり。まあでももともと頭がいい設定だったし、ヴィヴィアンがとてもキュートなので、これはこれで。
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