サスペンス・スリラー

ブリング・ミー・ホーム 尋ね人

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【概略】
看護師のジョンヨンは、6年前に失踪した息子・ユンスを捜し続けていた。捜査中に起きた悲劇的な事故の後、彼女の下にユンスの目撃情報が寄せられるが…。
製作年:2019年
製作国:韓国
収録時間:108分
ジャンル:サスペンス・スリラー
日本語吹替:あり

.0★★★★☆
イ・ヨンエ主演。
行方不明になった息子ユンスを諦めず探し続けている夫婦。
しかし旦那が交通事故で亡くなるのですが、いたずら通報だったのだけど、息子を捜索しに車で急いでいる時の事故だった。
ある島の釣り場で虐待されながら暮らしている少年、名前はミンス。
しかし、警察ぅう!!!「この子(行方不明の手配書の子に)そっくりだ!」だけど島の人から賄賂もらってるから何もしない選択。「君はユンス?」に頷く少年。でも若年のほうの警察官は、内緒で、ユンスにあるはずの痣などの特徴が一致しているとジョンヨンに電話をする。
ジョンヨンは島へ行くのだけど、その頃ミンスは狩りの手伝いに借りだされていてジョンヨンとは会えなかった。
超・近くにいたのに、手をとれないもどかしさ。しかもあのおつむの弱そうな大柄の男性に、強姦されてるの…?
さよならを言う時に、一家の息子ジホが「僕のお母さんじゃないよ」という。え!?
さらにジホは、ミンスを鎖で縛る時に「お兄ちゃんのお母さんが来てたよ」と言い鎖を多分外したんだな。夜、一緒に逃げる二人。
そこへやはり「怪しい」と感じてたジョンヨンがユンスを探しに来てて、ユンスを見つけるんだけれども、一家に追われてるミンスは防波堤の端まで走り、「お母さん…」とやっと言い、一瞬で渦の中へ消えてしまった。え!?
通報されたら俺たちは破滅だと、一家は「あの女さえいなくなれば」とジョンヨンを海に沈めようと大胆にも日中に大声で目の前で話し合う。見ざる聞かざる言わざるの精神。この人たちやばいよ、男陣がやばいのはわかるけど、あの母親もギャーギャーとしてたし。
「俺がミンスにしてあげたやつと、同じ様にしてあげますね」キモい…。母親としては、念のためそういう事もあっただろうと思いつつもショックだろう。
俺は警察官だぞ。それがまるで免罪符のように言う神経がわからない。韓国映画で結構こういう描写(わめきまくりの一家の頭がおかしいような所、常識的に考えて)もありますが、それが普通のように描かれて、物凄く胸糞悪いよね。さすが韓国よね、「恨」の描き方が巧い。
逃げ切って警察に通報し、安全になってから浜辺へ来たジョンヨンは、自分も死のうとしたのかな…でもそこで打ち上げられている「ユンス」をみつける…。
ジホも探してる両親がいるのでは?とは最後思ったけど、結局ジョンヨンが「育ての親」になったのね。
中盤から後半にかけての盛り上がりは良かったのですが、もの凄く胸糞というかゲスい演出があって、そこが本作の肝ではないかと思いました。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2021/03/08 Mon )
  • コメント: 2
  • トラックバック: 2
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コメント

makiさん、その後体調いかがでしょうか・・・
まだまだ、そちらは寒いから、トイレやお風呂の移動も大変よね・・・

で、これ見ました。
クムジャさんの方が上だったけど、これもハラハラドキドキ度が凄かった。
オチは、そう来たかーと思った。
でも救いもあったよね。

>もの凄く胸糞というかゲスい演出があって、そこが本作の肝ではないかと思いました。

そうそう、ここまでやるか、って位、警察のオッちゃんがしょうもなかったし、あの太った男性のキモさも、釣り場のウルサイおばさんとかもね・・。

latifa さんへの返信

おはようございます^^
家内の移動はだいぶこうしたらあんまり痛くない、というのをみつけました。
まあすり足ですけれども。
亡くなった認知症だった祖父を思い出します(笑)すり足でよく警備員してたの(最後の仕事が警備員でその頃の嫌な思い出が先行してた)。いつも夜中に、人の顔に光当てて、「よし!」とか夜中に警備してたので…。
外出の痛みはもうどうしようもないです、耐えるしか。一応凄く強い痛み止め飲んでるのですけど(副作用も凄い)、それが切れたら、即わかります…痛みが凄いから。

「俺がミンスにしてあげたやつと、同じ様にしてあげますね」
この一言で、そうそうそうだったと思い起こされ、やはりかと思いました。そうであってほしくないとは思ってたんですけど、冒頭の釣り場で触られてたのもあって…。あと途中で部屋に入ってきてた描写もあって…。
警察の人、ふとったおじさんもそうですが、ほんと、釣り場の奥さんも、かなり酷いですよね。
韓国映画では、結構そういうところ激しい描写があって、今でもこういう人たちとかいるのかなと疑問に思ってしまいます。

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