サスペンス・スリラー

ザ・ネゴシエーション

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【概略】
人命を損なうミスを犯したソウル市警交渉班のチェユンは、タイで韓国人記者たちを拉致した犯人から交渉相手として指名される。
製作年:2018年
製作国:韓国
収録時間:113分
ジャンル:サスペンス・スリラー
日本語吹替:なし

.5★★★☆☆
目的不明の凶悪犯と心に傷を抱えた交渉人が心理戦を繰り広げるサスペンス。
ヒョンビンが凶悪犯。な、なんだとぉっ。
交渉人って大変な仕事だよね…。
ヒロインのチェユンは、自分に全権のある現場だったわけではなかったが、交渉が失敗に終わってしまい人質を助けられず、目の前で人が亡くなる事に耐えられず辞職しようとする。
海外出張のチョン班長(上司)からは、2、3日休めと言われたまま、休暇をダラダラと過ごしていたら、庁長に呼ばれる。
そこではいきなり拉致犯人と「交渉」が始まるのだけど、何と捕まっているのは班長と、大韓日報の記者2名(とされていたが実は諜報機関に属していた)が拉致されていたのだ。さらに関係のない4人家族までも。
犯人ミンの真の狙いがなんなのかがなかなかわからないのですが、情報だと犯人のミンは、武器密売や腕がいい傭兵として、海外で動いていた人物だった。取引の関係で韓国に籍はあったが…。
ミンは色んな人物を呼びつけては、チェユンに情報を与えているような感じでした。次々と明るみになる「真実」。
チェユンが居合わせた冒頭の現場で亡くなった人質の女性ヒョンジュも、ミンに関係のある「事情」のひとつ。孤児院で育っていたが、実の妹だった。
「真実を明らかにしたい」という、ミンとチェユンの利害は一致している。でも立場が違う。
官僚やトップの人たちが考える事って、ほんと、どこの国もたいして変わらないんだろうね。
たった一人でチェユンをサポートするため実地捜査に回ってた同僚のハゲ散らかしたおじさん、役者キム・サンホさん。彼がまたいい味をだしてる。
しかしヒョンビン格好いいなあ…。でも、ラストに証言台に立ち宣誓をするチェユンの凛とした姿も素敵だった。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2021/01/15 Fri )
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