
【概略】
蝶屋敷での修業を終えた炭治郎たちは、次なる任務の地、《無限列車》に到着する。 そこでは、短期間のうちに40人以上が行方不明になっているという。 禰豆子を連れた炭治郎と善逸、伊之助の一行は、鬼殺隊最強の剣士《柱》のひとり、炎柱の煉獄杏寿郎と合流し、闇を往く《無限列車》の中で、鬼と立ち向かうのだった…。
製作年:2020年
製作国:日本
収録時間:117分
ジャンル:アニメーション
日本語字幕:なし
.0★★★★★
映画館鑑賞。
「良かったです、泣きました」だけで感想終わろうかと思ってたんだけど…。多少冷静になってきたので追加(追加分のほうが長いね)。
泣いた。もうとっても泣いた。涙だか鼻水だかわからんくらい泣いた。
そりゃ劇場版テーマ曲でもあるLiSAさんの「炎」がかかるたびに、まだ映画未見なのに(原作は全巻読破済み、TVアニメも鑑賞済み)私は、思い出してはウルッときてたりしてましたものね、そりゃね、泣くよね。
だから、観たい!観たい!と思ってたのですが、観に行ったら泣きが止まらないのでは…という予感もあり、新型コロナも怖いってのもあり、劇場鑑賞したいのだけれど…で、終わってたのですが、結局、家族に内緒で観に行ってしまった。
本作は原作全23巻のうちの7、8巻の内容にあたり(この濃さで2冊分)、まだ成長途中の炭治郎らを、最終巻にもわたる激闘の中でも導き、そして折れない心を練り上げるための、重要なエピソードを描いたもの。
その中心にいるのが、鬼殺隊の最強の剣士である「柱」の一人、炎柱である煉獄杏寿郎。
原作でも、煉獄さんが、とくに主人公である炭治郎の中でとても大きな存在である事がジワジワとボディブロー放ってくるんですが(漫画を読んでたらわかると思う)、彼の生きざまと台詞に、涙がもうぼっろぼろなのですよ。
屈指の名シーンであり、猗窩座(あかざ。鬼の中で彼が一番好きだな)との圧巻の戦いの中で出る、あの言動の数々。煉獄さんの言葉は、真直ぐで力強くそして優しく、人間賛歌を謳っている。
原作漫画もそうなのですが、鬼滅の刃は、台詞が印象に残って心を揺さぶられる事が多いですよね。
実際のところ、至高の領域にかなり近い(強さ)と猗窩座にも言われてたし、その的確な状況判断能力や戦術眼は人並外れている。他の柱たちからの信頼も厚いようだった。
まるで太陽の様な人。明朗快活で力強く真直ぐな性格で、炭治郎はそんな煉獄さんを尊敬し、憧れ、意思を継いだ。
また、TVアニメでもそうだったのですが、キャラたちが繰り出す様々な「呼吸」の剣技が、アニメならではの動く和の表現になっててとてもカラフルで素晴らしいし、アニメ自体が物凄く良く出来てるから、そのクオリティ+(プラス)みたいな劇場版で、漫画がアニメになって動くと(当たり前だけど)こういう表現になるんだと、感心させられた。
煉獄さんの「心を燃やせ」という台詞は、「鬼滅の刃」の作品の最後の最後まで炭治郎の心の内にあったよね。
煉獄さんは半端ない格好良さだった。(´;ω;`)ブワッ 陽光の中、彼は柔らかく笑い、逝ってしまった。こんなん泣くなというほうが無理でしょう。
またエンディングの「炎」の歌詞が、余韻に浸るのに相乗効果で。
前半では、キャッ煉獄さんに抱えられて助けられる乗客になりたいと思わせられ、
後半では、闘気を練り上げ猗窩座と対峙して体が貫かれてからの腕止めとか首切り寸前まで迫る、その煉獄さんの格好良さに胸が痛くなった。
(猗窩座も、イメージ通りの猗窩座で、格好良かったね!)
「煉獄さんが格好いいのも亡くなるのも原作読んで知ってた。知ってたけど、明日からどうやって生きて行けばいいんだ…」と一緒に行った友人に呟いたら、笑われたよ。
まあ、そんなくらいには、本作はとても良かったです。友人は煉獄さんの声がもう少し低いと良かったんだけど、と言ってたけど、確かに柱合会議の時は私もそう思ったけど、本作見てて「美味い!美味い!」連呼が長いくらいしか、申すところなかったです。
正直、炭治郎が何度も何度も自分の首を切って夢から脱出してたところとかも、「ふーん」くらいしか感じない人もいるだろう。「胆力」なんかでは言い表せられない脱出の仕方ですよね。
鬼滅の刃は、子供(少年)向けのようでいて、その覚悟や一本心が通った演出は、大人向けコンテンツだと思う。
それにしても…あぁ 煉獄さん…。
コメント
もう、泣く。泣かないわけがないでしょ、という作品でしたね。
見終わったあとは、煉獄氏が主役な印象ができてしまいました。最後に炭治郎が仇をとれないところも、リアルで感心しました。
あー、まだ原作の半分も行ってないんですね?
こんばんは。
煉獄さんの責務、覚悟、見せてもらいましたね~(涙)
漫画でも屈指のシーンではありますが、
映像になるとさらに胸に迫ってくる…!
とにかくアニメーションが巧い。
陽光から逃げる猗窩座に向かって炭治郎が叫ぶシーンは、もうほんとそれ…(涙)って思いましたよね。
原作では、最終的に猗窩座を倒すことになりますが、
猗窩座自体にも、とても切なく悲しい過去がありますので、鬼ではありますが、人気あるキャラだと思います(私も好きです)。
エンドロールの主題歌「炎」が、余韻を残すのにまた完璧な歌詞でした…
初めまして。映画ブログを運営しているものです。
煉獄さん、残念です。
彼には泣かされましたね。
やはりBGMが良いですよね。ほむらを含めて。
煉獄さんの言葉には、心にグッとくるようなものがあります。
こんにちは。
煉獄さんが300億の男になるのも納得のいく作品でしたね!
ほんと、BGMも良かったです。バトル中の曲にもテンションがあがって…。
アルバム出ないかなあああああという前に、本作のセル版、ですね。
たった2巻だけの内容でも、煉獄さんのひとことひとことがとても良くて、はっきりとした意思をもった、責務は勿論ですが、覚悟が出来てる人なんだなと伝わってきましたね。
いま日本で一番カッコいい男じゃないでしょうか。
日輪刀のレプリカ、「うまい!」モードがあるようで、笑いました。
欲しい(笑)