
【概略】
小説家になる夢がかなわず絶望したウィリアムは、暗殺件数のノルマをこなせず引退に追い込まれたベテランの殺し屋レスリーと出会う。ウィリアムは、レスリーに1週間以内に自分を暗殺するよう依頼する。ところがその矢先、出版社勤務のエリーから電話がきて、小説を出版するチャンスが訪れる。
製作年:2018年
製作国:イギリス
収録時間:90分
ジャンル:コメディ
日本語吹替:なし
.0★★★☆☆
どっかでこの設定見たな…と思ったら、「素敵なサプライズ ブリュッセルの奇妙な代理店」に似てる。
自分で自分の殺しを依頼→女性が現れて生きる気力ムクムク、という大まかな展開が一緒だよ。裏稼業で殺しもやってる葬儀屋と、殺し屋ってところは違うけども。
殺されたい青年を演じたアナイリン・バーナード、どっかで見た事のある顔だよなあと思ったら、イライジャ・ウッドに故アントン・イェルチンが混じってる印象。
結局、契約破棄したいウィリアムとエリー、ノルマ達成の最後の契約がウィリアムとのものだったレスリーは、契約破棄なんて今更出来ない!と激怒。
別のターゲットを誤射したこともあり、組織ではもう歳だし引退しろとレスリーに詰め寄るんだけど、天職だといい拒否するレスリー。
「レスリー暗殺集」に笑った。奥さんがスクラップブックにして夫の暗殺記事を取ってあるんですよ。
だがしかし!レスリーも目障りだとして組織から狙われてしまってた。
なんだかんだ、最終的に和解的結末になるところも可笑しかったけど、ナンバーワン暗殺者のアイヴァンをインコの仇で始末したことで、組織と一触即発になるも、奥さんが刺繍の話をしだして、引退して世界一周旅行に行くのよ!と嬉しそうに語った事で、組織引退ってことになる。
そして、うまくいかないとされた自死の一番理想の英雄的行動を、死ななかったものの実践出来たウィリアムに、寄り添うエリー、「まって。拍手されてる?」「…ええ」「完璧だ…」理想のシチュエーションになれて良かったね!(良かった…のか?)
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