
【概略】
時は戦国時代。強大な軍事力を誇る炎国に領土を奪われ20年が経つ沛(ペイ)国。若くして玉座を継いだ王が炎国を刺激しないよう腐心する中、領土奪還を目指す重臣・都督(トトク)が王の命にそむいて炎国最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)に対決を申し込む。しかし実際に戦いに臨もうとしていたのは、都督の影武者だったのだが…。
製作年:2018年
製作国:中国
収録時間:116分
ジャンル:アクション
日本語吹替:あり
.0★★★☆☆
都督の影武者として生きる男が主人公。
故郷の境州を取り戻すため今は同盟国である炎国の最強の戦士・楊蒼(ヤン・ツァン)と対決することに。
都督の傷跡を体に刻み、琴を練習し、盲目の母親を思う。命がけで任務にあたる。地下で本物の都督に鍛えられる。
いや、なんで傘よ。(多分ここつっこんではいけないね?)
沛(ペイ)国の王は、境州を取り戻そうとする都督を邪魔に感じており(同盟国で安泰でいたかったため)、自分の妹を正室ではなく側室でいいならOKといわれた楊蒼の息子・楊平に嫁がせようともする。
そして本物の都督は、影、王、そして側近の武将をもってして、最終的には自分が王になろうとしていた。
ビジュアル的には、たしかにチャン・イーモウだなって感じがしました。陰陽をなぞらえた太極図のような色彩映像、とても美しかった。激しい琴の旋律と共に進んでいくシーンも必見でした。
姫の気概は良かった。「結納品を返すわ」で、そうなるだろうなとは思っちゃったけど。傘で滑っていくシーンは「え!そんな!」だったけど(笑)
ラストの展開は、光あるところに影があり、またその逆も然りという感じだろうか。
ただ、いつもの武侠物に比べると、若干、暗くて、そっちを頭にいれて鑑賞した方には今一つかもしれないと思った。
しかし、都督って言われたら、三国志のほうに頭がいっちゃうよね。
コメント
いわゆる笠映画。
もう笠しか覚えてないっすよ。
こんにちは。
そうですよね、てか、やはりなんで傘…
女体の滑らかさを使ってってところは、剛と柔…これも陰陽的な、
光と影なのでしょうけれど。