
【概略】
カフェ「ザ・プレイス」に昼も夜も座っている男の元には、人生に迷ったものたちがひっきりなしに訪ねてくる。彼らが自らの願いや欲望を叶えるためには、男が告げる行為を行わなくてはならない。息子を癌の病から救うために見ず知らずの少女の殺害を命じられる修道女、アルツハイマーの夫を救うために爆弾を仕掛けることを命じられる老婦人etc…。9人の相談者それぞれに無理難題が与えられる。全ての願望には他人の運命という代償が必要だった。次第に交差してゆく相談者たちの運命、その先に待ち受けるものとは。
製作年:2017年
製作国:イタリア
収録時間:101分
ジャンル:ヒューマン・ドラマ
日本語吹替:なし
.0★★★☆☆
なんか、雰囲気がドーンのない「笑うセールスマン」的な。何度も言われる、「受けるかどうかは君次第だ」の言葉。笑セーは結局自分が身を持ち崩してしまうが、本作では願いを叶えるために、それ相応の「対価」が必要ってところがなんとなくね。
他人である男や女、老婦人などがひっきりなしに、男のもとへやってくる。カフェ「ザ・プレイス」に座る男性は何者なのか…。
幼女を狙えとか助けろとか、あれなんか繋がってない?とは思った。やがて盲目の男性と修道女の女性が互いの「やるべきこと」で近づいたり。つまり相談者全員の「やるべきこと」が繋がっている…?
なんか、いいことを言った風な時にかかる楽曲なんなの(笑)別にいい事いってないからね!
繋がってる話と単独の話が合って、それぞれの願いを取りやめたり、完遂したり、別の行動をしたりで、結局このテーブルの男性は何者なの?で終わった映画だった。
群像劇を描くには、ちょっと話がチープ過ぎた。
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