
【概略】
両親を殺された小凡は敵討ちを誓い、武術界の正義の門派・青雲門に弟子入りする。10年後、偶然魔教の神器・摂魂棒を手に入れた小凡は、邪悪な鬼王軍団に命を狙われることになり…。
製作年:2019年
製作国:中国
収録時間:101分
ジャンル:アクション
日本語吹替:あり
.0★★★☆☆
中国のベストセラー小説を映画化したアクションファンタジー。
なんか序章的な話だった。
CGやワイヤーアクションも質が上がってるんだけども、なんかやっぱり浮いてる感じがするよね。クルクル無駄に回るとことか笑っちゃうし。
主人公のショウハン(学んでいるのは大竹峰)は、姉弟子の霊児姉さんに好意をもっている。神のつかいである龍神に食べ物をあげたり、皆の食事を作ったりと、雑用ばかりしているけれど、記憶の底で自分の村が滅ぼされた時にいた、僧?(師匠)と魔教との戦いをみていたこと、師匠に珠を捨てろと言われたこと、力を授けてもらったことなどを後から思い出す。
コミカルシーンをたくさん入れてますが、なんかそれがわざとらしくて面白みを感じなかった。
話的にはそれぞれの霊峰に武門がいてって感じで、一応「鬼王」が従えてる闇の一門もいて、ショウハンがゲットした摂魂棒なる棒きれを取り戻そうとしてる。
でもその闇の一族のひとりの女性ヘキヨウは、まあ色々あってショウハンと親しくなってゆく。
一方で7峰の武術会が開かれ、ショウハンも参加することに。
色々と因縁のある陸さん(別の峰の美人で人気のある凛とした女性剣士)が1番(シード権?)を「戦わずに勝つなど恥」と、交換してくれたりして。ただこの陸さんにも、勿論一門(小竹峰)の勝利もあるけど、それよりも過酷な修行で心の臓が傷ついているとかで、試合は棄権せよ、自分に変わって峰を統率する者が必要だ、と峰長に言われてた。
まあ、神器を巡り戦いあう闇と光の…みたいな感じですね。ショウハンの血によって目覚めたので彼にしか従わない神器。
鬼王の容赦ない飛び方と蹴散らし方が笑った。ウルトラマンかいな。
そしてショウハンは思い出す。村が滅ぼされた日の事。あの神雷の光…。村を滅ぼしたのは、峰の7聖の一人…。一体誰!?とか思う前に、魔の力を取り込んで闇に魅入られてしまったショウハン。
魔王になるさだめをもつとかで始末せよと言われるショウハンを、助けてくれる霊児姉や兄弟子たち、そして師匠。倒せたのに「行きなさい」といってくれる陸さん。
結局、ショウハンはヘキヨウを連れてその場を去るというラストで、三人の女性と関わっていくんだけども、めちゃくちゃ中途半端なところで終わるね^;これ続編出たとしても予算なくてカラッポ内容になりそうな気がする。
白塗り女性のインパクトと、操り人形の爺さんは良い、操り人形のからくりが不気味で良い(出番数分だけど。まるで戦隊ものの敵幹部みたい…)。
コメント
主人公の名前が「小凡」ってのがひどい。そして、実力もない小凡なのに女子にはモテモテ。諸星あたるかよ。
あと、悪魔の手下はみんな芸達者でおもろい。あの悪魔の忘年会に言ったらもう全員の芸で盛り上がる事この上もないだろう。
こんにちは。
ツイッターでツイしてくれてたけど、やはり、観てたのですね(笑)
それにしても…10年も修行して、腕が上がったのは料理って…。何の修行をしていたのか。花嫁修業?
鬼王の手下は、登場ヒャッハーな感じとか、わりと戦隊ものの幹部っぽかった(しかも昔の戦隊もの)と思うのだけれど、どうでしょう。
なかなか個性的な面々でしたね!私の推しはからくり爺さんで一票!