ラブロマンス・青春・コメディ

月の輝く夜に

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【概略】
7年前に30歳で未亡人となったロレッタは、今も独身を通していた。そんなある日、友人のジョニーから結婚を申し込まれる。快く受け入れたロレッタ。だが、両親は祝福してくれない。そんな折、彼女はジョニーの代わりに、絶交していた彼の弟ロニーの元に出向き、式に出席してほしいという伝言を伝えるが。
製作年:1987年
製作国:アメリカ
収録時間:102分
ジャンル:ラブコメディ
日本語吹替:なし

.0★★★☆☆
シェールとニコラス・ケイジが共演した、ロマンチックコメディ。
ちょっと古い作品ですが…。
ロレッタは友人ジョニーにプロポーズされ、愛してはいないがまあいい人なのでそれを受けるのですが、5年間絶交している弟ロニーを式に来るよう説得してくれと頼まれる。この弟が、ニコケイ。本人は母親が危篤だそうで、飛行機に飛び乗っていってしまった。
やけに「運」にこだわるところちょっと可笑しかった。そして最初の結婚同様、今度も両親は相手に不満。
お話は、よくある最初は互いにいい印象ではなかったものの…というタイプのやつ。若いニコケイがとっても可愛いぞ、なんだこれどうしたんだ(笑)。
「兄貴には少しも残してやるもんか!」ロレッタとロニーは惹かれあい、初対面なのにキスからベッドへ直行。美しい月の輝きに、「君は月の天使だ」と甘い言葉を囁くのだった。翌日の「オーマイガー!」もよくある展開ですね。
今後一切かかわらないと約束させようとするロレッタと、条件として「俺の好きなものは君とオペラだ。一度に楽しんでみたい、今夜一緒にオペラに行ってほしい」と言うロニー。
それならと、美容室で髪を染め髪型を変え、お化粧にドレスショッピングしたロレッタとロニーは歌劇場で落ち合う。
ロレッタのお母さんのパートのシーンもなかなか良い。特にお母さんがひとりでレストランで食事をとろうとしてた時の、大学教授との会話なんか洒落てる。結局男って「情熱的な理想の自分」を追い求めているという事なのかな。
一方オペラを見たあと、自分の部屋の前で「君を愛している」というロニーの義手の手を、やはりとってしまうロレッタ。
そしてジョニーが帰ってきて、明朝ロレッタに話があるといって帰る。
主要人物が一堂に会す朝食のシーンの気まずさが不思議と心地よい。
めっちゃ都合のよいオチだったけど(ジョニーから婚約破棄を言い出された→即ロニーからのプロポーズ)、家族に乾杯!って話だった。
全体的に心地よい雰囲気が漂っていて、お洒落感。大学教授とお母さんの別れのキスもなんか良かった。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2020/10/04 Sun )
  • コメント: 2
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コメント

ブログを始めた頃に

観た作品です。内容はもうすっかり忘れてしまったけど、自分の感想でもロレッタの母親について触れてました。脇役が魅力的な作品っていいですよね。

>若いニコケイがとっても可愛いぞ、なんだこれどうしたんだ(笑)

これは気になる!機会があったら再見してみようと思います。

宵乃 さんへの返信

こんばんは!
ロレッタのお母さんのレストランのシーンがとっても良かったですね。
あそこの会話は、とっても素敵な「大人」のシーンでした。

若いニコケイの可愛さは、ぜひ再見してみてください(笑)
イケメン時代や…。

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