ヒューマン・ドラマ

永遠の門 ゴッホの見た未来

n_617dz9851rpl.jpg
【概略】
ゴッホはパリで評価されず、南フランスのアルルへ向かう。パリからやって来たゴーギャンに心酔するゴッホだったが、共同生活は長く続かず…。
製作年:2018年
製作国:イギリス/フランス/アメリカ
収録時間:112分
ジャンル:ヒューマン・ドラマ
日本語吹替:なし

.0★★★☆☆
ウィレム・デフォー、マッツ・ミケルセン、オスカー・アイザックらの共演でゴッホの死の謎に迫る伝記ミステリー。
美しい風景と画家、それだけで絵にはなるけど。…お金にはならない。
演出的には、内面を映そうとしているのか、顔アップが多いです。ただ、内面とはいっても、ゴッホが片耳を切り落とした理由とかが霊的な感じだったりと、これ統合失調症じゃないのか?と思ってしまう。なんか、「君の筆は早すぎる」とか言われるとおり、生き急いでいるようなところもあるし。
マッツはいつ出るのか…!とそこばかり気にしてしまったけども、ゴッホと言えば黄色、黄色味が強めのカメラとかで、心情を映し出してる気もする。同じように、青色もそう。
なんと神父マッツでした…!ひょおおおおお(喜びの舞い)しかし、ゴッホの絵を見て「正直これは醜い」とか言っちゃう…( ˘•ω•˘ )
自身を「未来のために描いている画家なのでは」というゴッホは、死後40年たってから有名になったイエスを引き出して話す。
マッツが退院してもいいよといったので、ゴッホは最終的に「考えるな、感じるんだ」になる(笑)才能も認められはじめてた。
弟テオとの絆がいいですよね。
ただ、惹句の「ゴッホは何故死んだのか…これまで語られてこなかった真相が、今明かされる!」…いや、明かされてはいないんだけども。少年たちに撃たれた、という事にはなっているのだけど、そこに「何故」が入る余地がない。
せいぜい、目新しいのは帳簿のことではないか?2016年に発見されたって。
関連記事
ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2020/12/05 Sat )
  • コメント: 4
  • トラックバック: 2
ランキングに参加しております。 ご協力お願いいたします。

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

にほんブログ村 映画ブログ B級映画へ

シェアする

コメント

makiさん、こんにちは!
マッツさん目当てで2本見ました。

>なんと神父マッツでした…!ひょおおおおお(喜びの舞い)しかし、ゴッホの絵を見て「正直これは醜い」とか言っちゃう…( ˘•ω•˘ )

爆笑!
同じー。かなり後半で、やっと登場してきて、やったー!と思ったんだけど(あの衣装似合っててカッコ良かったね)
え・・・ キツイ発言・・・って、青ざめたわ。

北極の方は、ただでさえ寒い時に見たから、夏に見れば良かったなあと思っちゃった。黒い熊に襲われるってシーンは何度も見て来たけど、白クマさんっていうのは初めてだったなあ。 

マッツさん、ジョニーデップの代役やるらしいですね。
結構合ってる気がするわ(って、1しか見てないんだけど、イメージで)

latifa さんへの返信

こんにちは。
アダムズ・アップルという作品でも、マッツは神父姿らしいのですが
如何せんレンタルになっていないので…(涙)もう買うか!?買うしかないか!?とか迷ってます。

マッツは、私服でジャージ・イン・ジャージ(笑)すら、着こなすイケオジですからね…神父姿なんて、眼福の極みですよ…!

グリンデルバルド、決まりましたねー。嬉しいですが
個人的にはあまりメジャーすぎる作品には、大役で出て欲しくない気持ちもあります。正直ね。007の悪役とか、マーベル作品の悪役とか、スターウォーズシリーズの父親役とか、そういう位置でよかった…、あとは主演作品だけで。
ハリポタシリーズの派生作品にでるなんて!ファンが!ファンが増えてしまう!!!(笑)

  • 映画マン
  • URL
こんにちは

ゴッホは少年に撃たれて死んじゃったんですね。知りませんでした。
なぜ撃たれたのか気になりますね。その理由も明かしてほしいところです。
いや~しかし、死んでから絵が評価されるって、悲しいんだか名誉なんだか分からないですね。
芸術は割と好きなので、ゴッホの半生を描いたこの映画も見てみたいです。

映画マン さんへの返信

こんにちは。
ゴッホの死因説は、昔から言われてて色々とありますよね。
本作では少年らになぜか撃たれて(そこに理由がない)ましたが、
「ゴッホ 最期の手紙」という作品ではまた違って…こちらのストーリーはというと、ゴッホの死の真相を追求するミステリーでして。
関係者の証言が食い違い、どれが本当なのか!?って感じなんだけど、ゴッホについてはいろんな説があって、この作品でも結局それらしい可能性のあるものが出てくるが、真実はわからない、という。
しかし、全部がゴッホ調の絵で進むので、色んな意味で衝撃でしたよ。
未見でしたらこちらもぜひ。

コメントの投稿








管理者にだけ表示を許可する