
【概略】
アトランティック・シティのドーム会場で、大観衆の中、進行するボクシング王座戦。白熱する試合の最中、銃声と共にリングサイドで観戦中の国防長官が暗殺される。その瞬間を間近で目撃した汚職刑事のリックは、真犯人探しに奔走。「容疑者は、スタジアムにいた14,000人全員だ…!!」
製作年:1998年
製作国:アメリカ
収録時間:99分
ジャンル:サスペンス・スリラー
日本語吹替:あり
.0★★★☆☆
ニコラス・ケイジ主演。ゲイリー・シニーズ共演。
最初の13分ちょいくらいのワンショット映像は、このとき革新的だったんだろうなあ。
ニコケイの役はちょい悪の刑事で、でもなんだかんだ有能で正義感もあり…まあいつも通りです(笑)
国防省の中佐ケヴィンにゲイリ―・シニーズ。主人公リックの「堅物の」友人…だった。
しかし、長官に軍事機密「エアガード」の誤りを正確に伝えた技術者の女性ジュリアが鍵で、彼女を助けたリックは真実を伝えられる。
友人ケヴィンが犯行を計画していたなんて信じられないリックと、防犯カメラに残された友人の姿。「嘘だ!!」
30人ちかい部下を、敵艦により破損したためハッチを閉じて潜水艦の中に閉じ込めた。水で溺れる時も、人間は断末魔の叫びを上げる…。軍人のために、部下や友人や国のために、欠陥だとはわかっていつつも、彼らを守るためのシステムが必要だった。
そういう理由をあげられても、リックは納得できない。100万ドルを提示されても、汚職警官である自分が、それを受け取れないでいる…。
ボクシング元チャンプに殴られドランカー状態のようになっても、ジュリアを守ろうとするリック。
ケヴィンは2人を殺そうとしたところを生放送のTVに撮られ、自死。
一転英雄となったリックだったけど、でも今までやってきた汚職からは逃げられず…というラスト。
まあ始まってすぐに真犯人がなんとなくわかるし、ニコケイもいつもの感じで安心なので、見やすいし、テンポも良く、暇つぶしにはもってこいです。ただ、ニコケイがボコボコにされながらもジュリアを守るために無言を貫くシーンは、ニコケイ格好良かったよ!
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