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ムルゲ 王朝の怪物

2020/08/28  20:12
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【概略】
中宗22年の朝鮮。疫病が蔓延する中、仁王山に‘物怪(ムルゲ)’が現れるという噂が流れる。さらに、民衆の混乱に乗じて11代中宗王の失権を目論む陰謀が秘かに計画され…。
製作年:2018年
製作国:韓国
収録時間:105分
ジャンル:アクション
日本語吹替:あり

.5★★★☆☆
疫病が蔓延している朝鮮。王都の裏にある仁王山に物怪(ムルゲ)が現れたという噂に、民が混乱に陥る中、王・中宗はかつて追放した最強の武人ユン・ギョムを呼び戻す。病にかかったものは感染を防ぐために内密に処理されていたのだけど、ユン・ギョムはその中から幼い少女を助けたことで朝廷から追放されていたのだった。少女を娘として育てながら、部下と慎ましく山中で暮らしていたユン・ギョムは、仁王山へと向かうが、噂の裏には王位を狙う陰謀が隠されていて…って話です。
所謂パニックアクション時代劇なのですが、これがまあなかなか面白い。ムルゲが存在しているのか、またムルゲの正体、王の失脚を狙う陰謀とは、そして…と、中身が盛りだくさんです。
更に、ユン・ギョムは最強と名をいただいているので強いし、その娘として育てられた少女ミョンも弓が使えるしさらに彼女は医学にもつうじていた。
正直、ムルゲのビジュアル自体はそこまで大怪物という感じではなかったんだけど、単なる怪物パニックではなくて、人間の欲のほうがもっと怖いという人間ドラマも描かれていました。
戦う相手はムルゲだけじゃないというところが良かったですね。宮廷の悪魔のおそろしいこと。
確かに大作系映画ではないですが、かつて追放された時のユンの「小さな命すら救えぬなら、刀など何の意味がありましょう」とか…王の「民のための王でいたい」という言葉も良かった。
ユンの部下がお笑い担当。シリアスな話の中で場を和ませてくれましたね。この緩急さは韓国映画お得意。
最強の武人の名の通りユンはめっちゃ強いし、それを初めてみるミョンの「父さん…」というつぶやきも良い。まあそりゃ最強の武人の部下ですから、お笑い担当の部下も強い。
もののけなどいず王を失脚させようという作り話だったはずが、本当にムルゲはいて、役に立たないと思った民の元猟師の爺さんが、実はムルゲに深くかかわってて…。
先代の王の趣味の、珍獣たちを異種交配して生まれた怪物。幼いムルゲ(チョロン)可愛くない?犬じゃんかあれ。しかし殺されそうになるのを助けた為、チョロンは疫病者の死体を食べ大きく成長した…凶暴化して。
チョロンを育てた猟師の爺さんは、生まれた場所(檻の中)へ誘導するも、失敗して食べられてしまう…。
しかし、もう後半は陰謀もくそもないなあ…王に向かって大臣矢を放ってるし。王と共に殺されそうになるユンのもとへ、地下からムルゲが現れる…。
なかなか戦いも迫力があって良かったです。ムルゲの哀しい過去もありつつ、最悪なのがやはり人間の欲、というところも。
しかし、ユンが最後助かった理由とかは、ちょっと突拍子ない(笑)ハッピーエンドだからいいけど。
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コメント

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ヒロ之 2020/09/06 17:13

こんにちは!

こちらにも。
ムルゲの描写も含めて、実に丁寧に作られた作品でした。
ただ、無理矢理にハッピーエンドにする必要あったのかなあと。
そこが唯一の拍子抜けというか、そのまま亡くなってた方が、しんみりとした余韻に浸れたような気もします。
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maki 2020/09/07 19:43

ヒロ之 さんへの返信

こちらにもありがとう。
ムルゲの哀し気な過去も良かったですよね。
こういう作品は好きでした、主人公も強かったですし!

あら…ヒロ之さん的には、ラスト主人公助からなかったほうが良かったですか?
義娘が、青々しい弱青年を選ぶところは(「パラサイト~」の息子役でしたね)なぜ…と思うけど。まあ義父さん国一番強いの知らなかったですしねー。都会的なところに憧れてはいたのかもしれませんね。

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