風鳴村

【概略】
世界で有名なオランダの歴史ある風車巡りの観光バスツアーを楽しむ一行だったが、エンジントラブルにより車内で一夜を過ごすことに。しかしそこには、ある曰くつきの伝説の風車がひっそりとたたずんでいた…。
製作年:2016年
製作国:オランダ
収録時間:84分
ジャンル:ホラー
日本語吹替:あり
.0★★★☆☆
「武器人間」のプロデューサーが放つスラッシャームービー。
「武器人間の」のところに惹かれて借りました。犬鳴村的な題名なのも悪い意味で気になったけども。
血友病の少年カートがまともな賢い子で良かったよね。血友病ってのも懐かしい響きだけど。
かつて永遠に回る風車と引き換えに悪魔に魂を売った男の話、その言い伝えと同じ事がこの風車で起きているようでした。
ジェニファーは向精神薬をもっていたせいで、殺されたバス同乗者ジャックのことを伝えても信じてもらえない。
東洋の神秘主義者といわれてたタカシ(日本人らしい)も医者が殺された場面でジェニファーと一緒にいて目撃、神秘主義者らしい?「ここは地獄の入り口で、地獄の門番が僕たちを狙っている」という節の事を話して、馬鹿にされるんだけど…。
例えばジェニファーは、DV実父から弟を守るためトレーラーで寝ている父親ごと放火するものの、弟もがトレーラーにいつの間にか戻っていて、その罪悪感(罪)をもってたり、カメラマン志望の日本でCMに出た事があるルビーは、当時のライバルに顔に傷を負わせ(やくざを雇ったとか笑)、ライバルは入水自死。
全員が何かしら「罪」を背負っているというのだが…。
タカシの九字切り(九字護身法)が悪魔の姿を浮き彫りにしたり…え、何、タカシ一般人じゃないの?笑
そして罪びとを主人のもとに招くのが、運転手のアーべの仕事だった…。
それにしても!ジェニファーのラストが最高じゃないか。ブシャー!って血を浴びたカートの叫び…。
ここで終わってればもっとよかったけど、その後、何もなかったかのようなアーべがまた乗客を乗せていって、今度は男性の叫びが風車に響き渡るという…。
地獄の門番のビジュアルは、ちょっとよくある感じでしたが、一応あれ鎌をもってたことから死神的な役割なのかなあ。
見ました
遊びに来れませんでしたが連休中にこの作品見ました
オランダ作品というのと風鳴村というタイトルに惹かれて
借りてみたのですが描写もエグかったし面白かったです
罪人のみ殺されるという設定で子供が助かるのは
わかりますがタカシが何をしたのかよくわかりませんでした
おばあちゃんに誤っていましたが何かしら見捨てたというこ
とでしょうかね
ただ単に計画の邪魔をするのでアーベが独断でというだけで
しょうか
せつら さんへの返信
タカシは、おそらくあれほど愛していた祖母の最期を、見捨てた
…という事だと私は理解しました。
そのような話をしてましたもんね。謝ってましたもんね。
でもそれよりも、一般人じゃ出来ない立派な九字切りのほうがインパクト強くて(笑)
伝承をもとにするのなら、アーベの存在は何に当たるのかは、私もわかりませんでした。殺されても生きていたし。まあ、案内人…ということなのでしょうが。
連日暑いですが、熱射病にならぬよう、ご自愛くださいー