アクション・SF・歴史・パニック

ロボット2.0

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【概略】
ある日突然、インドの街からすべてのスマホが消えた。やがて、それらは合体し意思を持つ巨大なロボットとなり人々に襲い掛かる。バシー博士は、封印された伝説のロボット「チッティ」を復活させ…。
製作年:2018年
製作国:インド
収録時間:147分
ジャンル:アクション
日本語吹替:なし

.5★★★☆☆
インド映画、ラジニカーント主演によるアクションコメディの続編。
前作はなんか凄かったしエンタメしてたという印象。本作も続投でスーパースター・ラジニカーントが主演していて、しかもチッティです。
正直もう前作の細かいところは忘れてしまいましたが、ラスト直前辺りの驚愕映像は覚えてる、最後どういう結末だったのかは忘れちゃったけど。
バシー博士はチッティから学んで、人間に近い女性型ロボット・ニラーを作ったのだけど、彼女、凄く有能で美人。サナ(電話だけ登場)が嫉妬しちゃうほど。
やがて電波塔をすべて壊され、バシー博士はチッティを再生させる案を提案。しかしチッティに親を殺された科学者が、絶対阻止してやると脅迫。審議会でも、また人間を殺したら自分たちの立場がないと棄却。軍隊を出すことに決める。
映像はやはり凄いな。携帯が鳥型ロボットのようになって空を飛んで移動したり、人々を襲ったりとかさ。大怪獣映画にもみえる(笑)
そこへチッティが復活!今度は人々を守る側となって。
あのチッティが味方に!頼もしい!…って言って欲しそうな展開になるのですが、でも、チッティがもはやなんかウンパ・ルンパのようにしか見えなかったわ(笑)だってなんかシュールなんだもん。
スズメにチュンチュンされてる生まれたての胎児のCGが不気味だった…。
冒頭で電波塔で首を吊ったのが鳥類学の権威ある博士パクシで、携帯電話の電波塔のせいで鳥が減っている、また人間にも精神障害やアルツハイマーなどに影響があると強く訴えるも、聞き入れてはもらえず。
鳥たちが死んでいく。愛した鳥たちが。デモや直接抗議したりもしたのだが、嘆願書は「どおりで最近スズメを見なくなった」程度の答え。更にチキンの話まで。鳥を救う話をしているのに、食べただと?
裁判に訴えるも、絶望。白い花は鳥の墓。恨みを持ったまま自死した博士のオーラは、鳥たちと共に飛ぶのだ。
このパクシの話をみると、確かにスズメの声をあまり聞かないからその個体数は減っているし…と思い、パクシ博士に同情したくもなる。
だけど、携帯電話を持つ者は一人も許さないと、その恨みはあまりにも大きすぎた。(電波会社を恨めばいいのにねえ)
なんとか鳥博士のエネルギー体を封印できたのだが、この一連の騒ぎで、チッティを500体軍事用で生産することが決まり、件のチッティに親を殺された博士が、勿論それを喜ぶわけではなく…中和した鳥博士のデータを解き放ってしまう。そしてバシー博士の体は乗っ取られてしまう…。
ニラーは、残されたパーツでチッティを甦らすが、それは前の悪い性格のチッティ2.0のデータだった。「俺様キャラ」に戻るチッティ。
なかなか、これも奇抜で面白かった。
磁石モードで360度マシンガン発射とか。前作の球体マシンガンも。チッティ自身が網のようになって鳥を捕まえたり、デカいパクシ博士の真似して、磁力でくっつけた「巨大アイアンマン」になったり。ロボット3.0なんてまさにウンパ・ルンパでしょ(笑)
それにしても、珍しくエンドロールくらいにしかダンスがなかった。前作は結構歌&ダンスがあった気がするんだけど。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2020/07/25 Sat )
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