【概略】
N.Yの警官チャーリーはカフェでチップの持ち合わせがなかったので、ウェイトレスのイボンヌに宝くじが当たったら半分を与える約束をする。イボンヌは別居中の夫の不始末の為、破産宣告を受けているものの優しさを失わない女だった。数日後、チャーリーの宝くじは大当りするのだが…。
製作年：1994年
製作国：アメリカ
収録時間：101分
ジャンル：ラブロマンス
日本語吹替：あり
.0★★★☆☆
ニコラスケイジ主演、ブリジット・フォンダ共演。
ブリジット・フォンダが超かわいい。
真面目で優しい警官チャーリーは、チップ分を払えずウェイトレスのイボンヌに明日、チップを払いに行くか、宝くじの当選額の半分をあげると約束。
その夜、なんとチャーリー夫妻は400万ドル当選！妻ミュリエルは猛反対するも、約束は約束だと、チャーリーはイボンヌに宝くじの半分を渡す。
身を持ち崩すことが多い「高額宝くじ」…案の定イボンヌの最低の元夫は電話かけてくるし、銭ゲバ(笑）のミュリエルはチャーリーが慈善事業に寄付したりしたのが気に喰わない。散財しまくりで更に儲けようとしか考えてない。
「億万長者の会」(この名前もどうかと思うけど）に出席した際、ミュリエルが投資家と話し込んでいる間、イボンヌがタクシーで来たのをみて会いに行ってみると、二人は船に乗り遅れてしまう。一緒に食事したり、一緒にダンスしたり、一緒に出かけて遊んだり話し相手になってみたり。
確かにお金は使ってはいるんだけど、そのほとんどが人のため。地下鉄に乗る人の切符を全部おごってみたり、クイーンズに住む子供たちをドームで草野球するのに招待とか、「険」がない金の使い方。
同じくらい性格がいい二人…気が合って、そりゃ惹かれあうよね。
でも別にチャーリーは離婚する気はなかった、夫婦関係は冷めてたけどね。
たまたま同じ日に部屋を出て(チャーリーは追い出されて）、高級ホテルのプラザに泊まって、2人は関係をもったものの、それが新聞にのっちゃって、ミュリエルが離婚を請求、チャーリーの分だけじゃなくイボンヌに渡した金も要求…酷い女性だわ。
裁判で争う事になるものの、イボンヌは酷い悪女のように扱われ、チャーリーも暴力亭主扱い。ミュリエルが勝訴…。
でもエンジェルの正体が実は「天使」ではなくてNYポストの記者だった事で、最後はどんでん返し。
市民たちからの少額寄付が大量に送られてきて、一つ一つ開けてみる二人は、なんと60万ドルを取り戻したうえ、あなたたちの未来が幸せでありますようにとの、祝福を受けるラストは良かったです。
実話から脚色した映画化らしいですが、本当は警官の妻はミュリエルのように金を惜しまず、むしろ話を聞いて折半するべきよとアドバイスしたそう。
コメント