ゼイカム-到来-
【概略】
クリスマスに集まったミルグラム一家。家族団欒とはかけ離れた雰囲気の中、全員眠りにつくが、翌朝長男が家のドアを開けると黒いメタルのようなものが家を覆っていた。一歩も外に出られない監禁状態であることに気づきパニックになる家族。そんな中、突然リビングのTV画面にテロップが映し出される。‘指示があるまで家の中で待機せよ’とー。家族は一連の事柄を政府の安全対策だと安心し、指示に従うが、画面に映し出される指示は次第にエスカレートして行く。やがて精神的に追い詰められた家族に謎の生命体が襲い掛かるー。
SF
.0★★★☆☆
謎の生命体に襲撃されてしまった一家がたどる運命を追ったSFホラー。
家族関係が最悪、酷すぎて、そりゃ主人公のニックも自宅に帰ってきたくないわけだわ。
恋人で医師でインド系のアンジを乏しめる家族たちに、「逃げよう」と提案するんだけど、そもそもメタルみたいなのに家全部が覆われているから、逃げようにも逃げ場がない。
TVに文字がでて何者かが指示してくるのだけど、漂白剤で体を洗えとか、封が開けてある注射でワクチン注射をしろとか…。
注射後に祖父の様子がおかしくなり、そのまま亡くなってしまう。
更に、アンジと主人公が「TVを消してみたらどうだろう?」を実践してしてみると、すぐに家族によって直されてしまったが、「死を招くぞ」と出て、ニックの姉が2階から落ちて重傷を負ってしまう。
厳格すぎる父親が、TVの指示通りに「スパイがいる、情報を聞き出せ」と、主人公に対して「目玉をくりぬいてやる」とか、娘が亡くなってすぐ「仕方がない」で済ましたりと、酷すぎる。
アンジはTVの中に生き物がいたのを目撃したし、ニックもトイレの排水管の奥に何かが居たのを見た…。
終盤はケーブルみたいなのがウネウネ出てきて、寄生体のようだけども、父親を操り、ニックに「私とひとつになれ」と迫る。
ラストは妊娠してた姉の胎内の赤ちゃんであるルビーに…「私を崇めろ」
てっきりジャケ画の人が主人公かと思えば、これは操られた父親だった。
コメント