
【概略】
1度も会ったことのない父に会うため、ムンバイから花の都・パリにやって来たアジャ。その夜、泊まる当てのないアジャは、インテリアショップにあるクローゼットの中で眠りに就くが…。
コメディ
.5★★☆☆☆
んー、なんかさー、この「金がないから泊まることにした」ってお店の商品のタンスの中で寝ちゃうとか、そういう事を平気で出来ちゃう心境が、物凄い偏見だけど、中国とかインドとか、低所得人口過密都市の人らなら出来そうだな…とか思ってしまった。偏見っすね。ごめんね。
警察の人のダンスとか、なんだこれ、と思ってしまったわ。
お金持ちの女性と知り会ったり、シャツに書いた文が売れたり、難民の夢を叶えるために金を配ったり、なんていうかストーリー展開の都合が良すぎる。奇想天外というか、これ妄想ですか???と穿った見方をしてしまった。
たくさんの国をまたいで、最終的に一目ぼれしたマリーのいるフランスへまた向かう。恋人も出来てたマリーとは「じゃあまた」と一旦別れるんだけど、ムンバイで教師になったアジャのところにマリーが訪ねてくる…というお話を、罪人となった少年3人に話しているという物語。
やっぱり都合が良すぎだな。
最初は悪態をついていた少年3人が、アジャの話に夢中になっておとなしくなり、アジャの学校に毎日通う事で、4年の収監が免除される…というのも、なんだかなあ。
多分見る時の「気分」によって、感想が変わってくるかも。晴れやかな気分になるはずの作品なんだろうけど、今の私にはダメだった。
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