
【概略】
仕事では順風満帆のお天気キャスター、デヴィッド・スプリッツ。だが、そんな彼も私生活での失敗を前に輝きを失っていた。
ドラマ
.0★★★☆☆
ニコラス・ケイジ主演。
天気予報士で、離婚して、息子と娘がいて、マイケル・ケインが演じる著名すぎる作家の実父の無表情のなじりにも耐えてる。
やることなすことパッとしない毎日を過ごしているけど、子供たちを大切にしてるし、離婚はしてるけど父親としては悪くない。ただいつまでも自分だけの家族だと思い込んでるのはマイナスかな。
父親の病や、自分のキャリア、元妻ノリーンとの関係修復、子供たちとの絆。
そういえばニコラス・ホルトが息子役で出ていましたね、太っちょの娘役の少女のNYでのお着替え大会は可愛かった。
ローカルTVから全国ネットの予報士へとキャリアアップが決まり、元妻に「やりなおそう、一緒にNYへ行こう」というも、今付き合ってる男性と結婚するの、と言われる。
人生はうまくいかない。アーチェリーは練習すればうまくなるけど。
この彼の人生のうまく行かなさは、モヤモヤするんだけど、そのモヤモヤって実は、自分にもあてはまっているからなのよね。
生前葬もすませた父親がデヴィッドに言う台詞は、深いな…。「人生はクソだ。捨てるものが多い。人生はクソなんだ。親心は別だよ。」
TVに出てるから、予報がはずれるからと、食べ物を投げつけられる人生。
天気予報士のデヴィッド。でも誰もが人生を予報することは、出来ない…。
「風の向きなんてわかるわけないだろ!」という台詞が出てきますが、いまの日本のお天気予報って、あんまり外れないよね…^;これはアメリカ的な事なのでしょうか?それとも本作が2005年作だからかなあ?
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