メニューを開く 項目を開く 記事投稿時刻 コメント トラックバック カテゴリー ブログテーマ タグ URLリンク コメントの編集 コメントに返信する

プールサイド・デイズ

2018/01/11  15:29
0
0
n_612fxbr57459rpl.jpg
【概略】
母の彼氏の別荘へ旅行することになった少年・ダンカンは、ひとりで行動する。そして、彼はプールで働くオーウェンや変わった人々に出会い…。
青春



.5★★★★☆
あの夏、あの場所で、クソ熱い仲間に出会った。
母の彼氏の別荘へ旅行することになった、ネクラな少年ダンカン。夏の開放的な雰囲気になじめず、旅先でも一人行動をする彼は、ふと立ち寄ったウォーターパークで、プールで働くテキトー男とちょっと変わった人々と出会う。楽しい時間を過ごすうちに彼らに心を開くようになり、さらに素敵な女の子とも仲良くなって人生最高の夏を送る彼だったが…。

母親の恋人(スティーブ・カレル)らとともに夏を過ごすためにリゾートにやってきた少年。このスティーブ・カレルが好演。少年の視点から見える嫌な大人の男性の典型を上手く演じられています。また、その真逆としてサム・ロックウェルのゆるゆる適当な感じの生き方がとても心地よく映える。

まあお話はどうってことのない事なのですが、平凡な少年のひと夏の成長を描いた爽やかなドラマでありました。

冒頭、車でトレントの別荘に向かうシーン。母とトレントの娘は寝ていてダンカンは最後部座席に車の進行方向とは逆向きに座っている(後ろ向き)。
「自分に点数をつけるなら何点だ?」「わかんないよ」
「君は3点だ。友達はいないし部屋でゴロゴロしている、そんな人間は3点だ」
うッ、心の臓が痛い(笑)

この会話からわかるとおり、母の恋人トレントは恋人の息子が気にいらないらしいとわかる。10点満点中3点。確かにダンカンはイケメンでもないし、しょせんはインドア派だ。自分でもそのことはわかっているけれど、それでもそんな点数をつけられたら落ち込むだろう。後半、やはりこの事を気にしている描写がでてくる。

町で出会ったオーウェンと親しくなり、ダンカンは徐々に明るくなっていきます。また注意をしたことが原因でダンスバトルを申し込まれたダンカンはそのダンスをきっかけに「ポップンロック」という名前でウォーターパークに溶け込みます。肌の日焼けと共に少しずつ自信がついていくダンカンは隣家のスザンナとも接近していきます。

しかしトレントは母とは別の女性と浮気をしていて、ダンカンはそれを黙ってみているのだけれど、後半それを母親にぶちまけます。母の幸せを願っているからこそのシーンでした。しかし父親が自分を嫌っていると、トレントから言われ、傷ついたダンカンはウォーターパークへと向かいます。明るく奔放なオーウェンの「デタラメに惑わされず、お前の思う通りに生きればいい。」この言葉で救われたのだろう、ダンカンは自分というものを確立していく。

ラスト付近でオーウェンが初めてトレントと対面するシーンで、「3点の親友オーウェンだ。」と言います。ここも、颯爽としていたなあ。トレントはその皮肉に気づかないだろうし自分の言った事も忘れてるだろうけれど、この自己紹介はダンカンにとっては最高だったろうね。

帰宅するとき、助手席から最後部座席に母親も移ってきます。一緒に後ろ向き。でも、この後ろ向きの前の進み方はとっても素敵でした。
関連記事
ランキングに参加しております。
ご協力お願いいたします。
にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村
にほんブログ村 映画ブログ B級映画へ
にほんブログ村

コメント

コメントの投稿