
【概略】
かつての惨劇を生き延びて孤独な大人になったダニーは、特別な力を持つ謎の少女・アブラと共に呪われたホテルにたどり着く。
ホラー
.5★★★☆☆
「シャイニング」の40年後を描いたスリラー。
ユアン・マクレガー主演。どうしても、あのダニー少年がユアンになる気がしない。…でも、まって!?脚本家のところにマイク・フラナガンの名前が!「オキュラス/怨霊鏡」とか「ウィジャ ビギニング~呪い襲い殺す~」のマイク・フラナガン!あれ、これ期待できるんじゃない?と思っての鑑賞です。
子供時代の描写で、ディックにシャイニングの事で凄く大切な事を教えてもらうんですよね。頭の中で箱に入れて閉じ込めると。
前作…というか映画「シャイニング」では、実際のところシャイニングの能力をこんなわかりやすく描写してなかった。
シャイニングを持つ者を探しその輝きを喰らう…といったらいいのかな、そして若さを保っている闇の集団もいる。まあ、結果的にこの集団に、ダニー(ダン)中年と強いシャイニングを持つ少女アブラが立ち向かう。
巻き込まれた「親友」ビリーも(銃の腕前凄いんだけど)、この人も微シャイニングじゃないのかな?「どういう人がなんとなくわかる」っていってたし。まあ、亡くなっちゃうんだけど。
集団側の者もほとんどが銃撃戦で塵となり消え去り(死んだ)、ダニーが仕掛けた作戦もうまくいく。
自分たちも危険なら、奴らにとっても危険なはず…。そうしてあのホテルへ行くのです。
実質残り30分くらいがホテルでの話なのですが、やっぱり脚本が良いのか、思っていたよりも、本作、なかなか良かったです。
ホテルに女ボスを襲わせる作戦の時に、双子少女よりもバスタブ・ババアが最初に来ましたね(笑)
最期の瞬間、ダニーがみてたのは母親の顔。蠅がたかって見られなくなった姿ではなく。息子を愛する母親。子供の頃の自分に戻って。
そしてラストもアブラの浴室にバスタブ・ババア(笑)
静かな異能力者同士の戦いが、燃えます。野球少年のシーンは、酷いとかグロいとか意見ありそうだけど、あれがあるからこその本作のような気もします。
アブラのお母さん、凄く美人さんでした。
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コメント
こちらにも。
レンタル開始になってすぐ私も見ました。
感想下書きに入ったまま、ずるずるしちゃっています。
私も3つ★くらいかなあ・・・
面白くないわけじゃないんだけど、期待以上ではなかったし。
え?こんな映画なの?っていう・・想像とは違った内容でした。
>アブラのお母さん、凄く美人さんでした。
同感!
シャイニングという、微妙な…表現をしていたものが、
現実味と実体化するとこうなります、ってな作品で、
昔のシャイニングが好きだった人には、「こんな直接的なものではないよ」という思いもあるかと思います
私はホラー好きなのでこういう展開でも別に良かったです。
ただ、ユアンはダニーではない…(笑)
ユアン・マクレガーを最初に見たのが「トレインスポッティング」のドラッグ中毒者だったので、ある意味よくここまで更生してスーツが似合う役者になってくれました、って思わなくもない。1作目をもう覚えてないので、少年=ユアンかどうかは語れない。
映画としては「シャイニング」みたいなA級じゃないで、みたいなバリB級なのが良かった。
ああ、なるほど。
私はトレインスポッティングはむしろユアンを知ってから作品を知ったので、
へ―こんな作品にも出ていたんだ、程度だったんですが
よく裸になりたがるユアンというイメージが先行しています(笑)
作品自体はそこそこ面白かったんだけれど、
じゃあこれがかの「シャイニング」の正統続編かといわれたら…。
首をかしげちゃうと思います。別ホラー的な要素ありありですしね