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心と体と

2020/02/12  21:50
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【概略】
ハンガリー、ブダペスト郊外の食肉処理場。代理職員として働くマーリアは、コミュニケーションが苦手で職場になじめない。片手が不自由な上司のエンドレは彼女を気に掛けるが、うまく噛み合わず…。そんなある日、牛用の交尾薬が盗まれる事件が発生する。犯人を割り出すため、全従業員が精神分析医のカウンセリングを受ける事態に。すると、マーリアとエンドレが同じ夢を共有していたことが明らかになる。奇妙な一致に驚くマーリアとエンドレは、夢の話をきっかけに急接近するが…。
ラブロマンス

.5★★★☆☆
夢の中、駆けめぐる。
ハンガリー映画。鹿の夢によって奇妙にリンクする男女の恋。ただ、甘ったるくはない。
男女とはいっても、コミュニケーションが苦手な女性と片腕が不自由な中年男のロマンス。
夢の中で2人は鹿になって優しく労りあう。現実世界ではすれ違うのだけれど…それがまあ不器用すぎるというよりはとってもとってももどかしい!
ハンガリー映画って意識して観た事ないけど(リザとキツネと~もそうだったっけ?)なんだかとってもちょっと不思議で愛おしい感じ。
途中使われてる楽曲がとっても良かった。劇中でマーリアが店員の女性のおすすめのCDを購入するのだけど、イギリスのシンガーソングライターのLaura Marling(ローラ・マーリング)さんによる「What He Wrote」と言う曲、とても雰囲気ある曲でした。
初対面の相手に(愛称で呼ばれる事を)「不愉快です」とかはっきり伝えられるのって確かにコミュ障かもだけど、かなり勇気要るよね。あとで、「ああ言えばよかった」みたいに考えてるマーリアは、ちょっと可愛いと思う。
マーリアは、「規定にそうあるので」とか、神経質な真面目過ぎる性格なのかなと思ったんだけど、見てるとちょっと病的な感じにも見える。実際子供の頃からカウンセリングを受けていた様(アスペルガー??)。
同じ夢を見てる!と分かった後のマーリアの笑顔、「それでは。今夜も夢であいましょう」というエンドレ。ああ、いいなあこの二人。
自宅でシュミレーション的なおもちゃを使って会話してたように、エンドレに「あなたは美しい」を実際に言ってみるマーリア(笑)エンドレは確かにちょっと枯れたイケおじ系だよね。
「同じ部屋で隣同士で眠ったら?」「起きたらすぐ夢の話が出来る」とかグイグイ来るなエンドレ。コミュ障のマーリアには難易度高いよ!私だったとしても難易度高いよ!
もう若くないから、恋愛からは自ら遠のいたエンドレ、しかし、「私の勘違いだったかな」手を触られることを拒否したマーリアに軽く怒ってた(他の女性とセックスしたし…)。
マーリアは「いい友達でいられる」とエンドレに言われたことで、手首をガラスのかけらで切った。しかしエンドレから電話があって何気ない会話と「私は、死ぬほどあなたを愛してます」と言う言葉を聞いて、「私も愛してます」と答えるのさ。
これ、同じくらいの歳の青年と女性だったら、なんか素敵!にならなかっただろうなあ。
結局、ひとりじゃないと眠れないと言っていたエンドレはマーリアの隣で熟睡、翌朝「夢をみました?」「…見てない気がします」
2人を導くのが鹿というのが、またなんとなく幻想的で良かった。
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fjk78dead 2020/02/20 22:43

この二人の噛みあわない組み合わせが好き。
一人一人はいい味なのに、合わせるとダメって、ステーキとケーキみたいな間柄か。
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maki 2020/02/21 20:59

To fjk78deadさん こんばんは。

これ、なんかいいですよね。
マーリアはやはり何かしらの障害をもってるんだよね?
普通に考えて、行動が謎過ぎでした。
とはいえ、私としては共感するところもあったので、
むしろエンドレのグイグイ来るところが、「ええ~^;ちょっと~」と思いながらでした。

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心と体と - 象のロケット

ハンガリーの首都ブタペスト郊外にある食肉処理工場。 臨時の女性食肉検査員マーリアは、人付き合いが苦手で職場に馴染めない。 片手が不自由な男性役員エンドレは、そんな彼女を何かと気に掛けていた。 工場で盗難事件が発生したため、全従業員が精神分析医からカウンセリングを受けることになり、夢の話をきっかけに2人は急接近していく…。 ラブ・ファンタジー。

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