ホラー

ソウル・コンタクト

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【概略】
行方不明の双子の姉を追う少女カティアは、別の連続殺人事件を追う刑事カプコフに出会う。幽霊が見えるというカティアは警察にマークされるが、カティアの霊能力によって徐々に未解決事件の真実が明らかになっていく。
ホラー

.5★★☆☆☆
ロシアンホラー。
終始、霊の存在に悩まされているカティア。
色んなタイプの霊がいるんだけど、話が出来る(TV見たいとかわがまま言う爺さん霊とかもいる)。
「頭が変なんだろ?」とか「美人なのに残念だ」とか、言いたい放題の刑事たち。
双子の姉ラリッサを探しているカティアは、廃墟で姉の存在を感じるのだけれど…。冒頭で少年に「これで私たちは一つだ」と、男性が少年に言ってた(最初は無理心中かと思ったんだけど、何かの儀式っぽい)廃墟です。
連続女性失踪事件に関連する女性たちの存在をみつけるカティア、そしてそれに姉も巻き込まれたのだと訴える。炎で焼かれた廃墟、冒頭でガソリンをまいていたから?
お話は大味である。もうちょいわかりやすく丁寧に描かれていれば、面白い出来になったのかもしれない。
刑事2人とそれぞれ関係のある女性だったってのはちょっと強引だけども。
「君を見つける」と言ったあの少年、覗いてた少女。これじゃラリッサが犠牲になったのは勘違いから?となっちゃう。
ラリッサは廃墟で死体でみつかり、カティアの死んだ両親と姉が「あなたを誇りに思ってる。愛している。」という救いを見せてくれる安直な作りなのが残念。
可愛い顔をしているのにカティアのお酒を煽る姿は痛々しい。
ラストは話の出来るつきまとってた(?)いい霊の一人が、生きてるときには出来なかった、母親と和解して向こうの世界へ旅立つというものだった。
結局アントンから移ったアレはどうなったの???カプコフに「自分を信じるんだ」的な事を言われてたけどあれでOKってこと?
もうちょい「雰囲気」ではなく「説明」が欲しい映画だった。考えるな、感じるんだ!的な作品になっちゃってた。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2020/02/03 Mon )
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