
【概略】
人口が増え続け、住みづらくなってしまった地球。科学の進化によって、なんと人間を1/14に縮小する技術が発見された。ネブラスカ州オマハに住む、いたって平凡な夫婦、ポールと妻オードリー。低収入でストレスの多い日々を送る二人は、大金持ちで、大豪邸に住めるダウンサイズされた世界に希望を抱き、13cmになる決意をする。しかし、ミニチュア化したポールに待ち受けるのは予想外の人生だった…。
ドラマ
.0★★★☆☆
マット・デイモン主演。
13センチになるという案に飛びつく主人公のミーハーな思考についていけず…だったけど、低所得で15万ドルほどでダウンサイズすれば一生遊んで暮らせる額というので、妻オードリーと悩んで決めるポール。
シュールな場面もありますが(へらで拾われるダウンサイズした体w)、基本は主人公が成長する話なのかな。
でも小さくなる準備の途中で妻が我に返って逃げ出すのも、わかるかも。
薬でハイになる豪邸で大パーティーしてる人もいる一方、現実と同じくスラムのような団地にする人もいたりして、掃除婦をしている義足でかつて有名だったベトナム人女性と親しくなったり。
人類滅亡の危機とかいわれても、具体的に迫ってこないと実感がわかないよね。なのに、ポールは「地下シェルター」に入る、という。でも隣人の予想通り「戻ってくる」んだよね。
ベトナム人の女性が「あの夜のは何のファックよ!?」というところは可笑しかった。アメリカ人には8通りあるんだってさ。
でも普通の身長の時よりも、13センチのポールは、ベトナム人女性に悪態つけられ尻に敷かれながらも、慈愛に満ちて親切で優しかった。「医者のふり」だとしても、病気の女性についてあげたりとか。愛のファックだったらしいですよ。
…とはいえ、これって何が言いたいの?的な話でもあるので、人間的な成長としかいえないかなあ。
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