
【概略】
ホラー映画の舞台を再現する野外フェスに参加したホラー映画オタクのダックス。フェスが開幕し、殺人鬼のコスプレをした参加者たちが現れるが…。
コメディ
.0★★★★☆
真面目なホラー映画として借りた人は残念だけど、そもそもコメディ棚に置いてあったからね、これ。
ホラーマニアの為の「ブラッド・フェス」という野外フェスに本物の殺人鬼やモンスターが現れるというストーリー展開。まあ本物っていうか…作られた本物でしたが。
ホラー映画お決まりの「あ、こいつ死ぬな」と思った人や、死亡フラグな台詞を言ってしまった人は、案の定死んでいくし、生き残るのは聖性を保ったもの、つまり処女はいないから童貞。
名作ホラーをリスペクトしているのか、連想させられる展開や、あるあるネタが沢山ありましたね。ホラー映画愛を主人公が熱く言ってくれるので、「なんでホラー映画なんてわざわざ観るの?」というホラー好きは一度は言われたことがある台詞に対する、返し(心の声)がバンバン出てきたさぁ。泣ける。
ホラー好きならタイトルでどういうことかなんとなくわかるし、「ジェームズ・ワンの手法だろ」とか「ダニー・ボイル版じゃない」とかいわれれば、「ああ…(笑)」となる。会話聞いてるだけで楽しい。
だけど後半の父親オチは、えー^;となった。精神科医だからお金持ちなの?業界にコネとかないと、出来なくない?
中盤までは最高に面白くて、後半展開はウーン、と思ったけど、妹の潔さは素敵だったので、個人的には面白く観れた。あと親友が良いよ。さよなら童貞君だったけどね。
コメント
ホラー映画あるあるネタが大量にあって、ホラー映画好きだと楽しく観れる(聞ける)作品でした。
ホラーに興味が無いと作中にもあったように『暗闇にベルが鳴る』てクリスマス映画?となるんでしょうね(笑)。
あ、同じく、終盤部分は「うーん」て感じがしました、そこまでが楽しかっただけに残念。
親友が良かったのと(スパイダーマンの親友ネッドだよね?笑)
ホラー映画会話が大変面白いという、中盤まで最高だったんですが、
ラストのどんでん返し?がいまひとつでしたねえ…。
とはいえ、全体で考えると7割がた満足行く出来で、良かったです。