
【概略】
判事ディーは国家の危機を救った功績により、この世で最強の神剣「降龍杖」を皇帝から授かった。権力独占を狙う皇后・則天武后はその剣を我が物にしようと、腕の立つ道士や女剣士の水月ら「異人組」を雇ってディーを狙い打つ。そんななか、宮殿の柱に彫られた巨大な黄金龍に突如として命が宿り、異人組が襲われるという不可解な事件が発生する。皇帝に恨みを持つ封魔族が妖術で人々を操っていることを突き止めたディーは、この術を封じる策を知る三蔵法師の弟子ユエンツォー大師と医官シャトーとともに、命をかけた正義の戦いに挑む─!!
アクション
.0★★★☆☆
判事ディーのシリーズ3作目。
1作目が割と面白かったしアンディ・ラウさんだったから、なんとなくシリーズものとしてみてるんだけど…ただ前作(ライズ・オブ・シードラゴン 謎の鉄の爪)から若い頃の話なので主演俳優も変わっちゃって、ちょっとややこしい話に見えるうえ活劇系といえばいいのだろうけど、ちょっと癖があるんだよね。
前作で国家の危機を救った判事のディーは、その功績により皇帝から神剣を授けられることになったけど、それを快く思わない皇后の則天武后は、司法長官のユーチにディーの襲撃を命じて、さまざまな剣術・妖術の使い手である異人組を配下に雇い入れる。
ちなみにユーチとディーは友人ですが、ユーチが皇后に寵愛を受けてる身とすれば命令には背けないんです…。
そんな時に宮殿の柱に彫られた巨大な黄金龍に突然生命が宿り大暴れするという奇怪な事件が発生する…。
異人組の中に女剣士がいて彼女が医官のシャトーに介抱して貰ううちにロマンスなのか友情なのからしきエピソードもあるんだけど、ピュアなままなのは好感が持てた。恋愛関係にまで発展しない。続編があるとすれば、彼女もディー一門になるんだろうな。
結果的には、移魂術を操る封魔族という敵が黄金龍に命を与えたようにみせた原因で、ディー一門とユーチらが共闘して封魔族の野望を食い止めようとする…と言う話。
三蔵寺にて三蔵法師の弟子ユエンツォー大師に助けを求め、封魔族と戦う。
ババアのインパクトが最大級に強いと思ったら、そういうことですか。
映画としては単純におもしろいですよ。でも、そもそもディーって判事でしょう?謎解きシーンが少ないのは残念よね…。まあだいたい先回りしてるし、移魂術の幻覚ビジュアルも良く出来てるけど。
終盤は崇高なユエンツォー大師が、さすがに強すぎるよなあ…。
コメント
幻覚を操るって何でも出来ちゃうからこそ手を付けちゃいけない技術だと思うのよ。
三蔵法師の弟子ユエンツォー大師がいなかったら
どうなってたんでしょうね!
…というのは言ってはいけない事か