
【概略】
競泳選手の大学生ヘイリーは、巨大ハリケーンの後、父と連絡が取れないと聞いてフロリダの実家に戻る。地下で大けがを負い気絶していた父を発見した彼女は、突如何者かによって地下室の奥に引きずり込まれ、右足を負傷してしまう。家の中はどう猛なワニたちに支配されていた。
パニック
.5★★★☆☆
映画館鑑賞。
ハリケーンの襲来でワニが入り込んだ家からの脱出劇を描くサバイバルスリラー。
主演はカヤ・スコデラーリオ。サム・ライミ製作、アレクサンドル・アジャ監督ってことで期待度大。
画というかワニの見せ方が絶妙だったように思います。←これはもうまさに素晴らしかった。特に尻尾がさ、シュルルル…となるところとか。初登場も文字通りドーン。
ワニの噛む力って生きている動物の中で最も強いんだそうですね。しかも、地上も水中も、それなりに意外と動きが早い。
わたくしとしては、ワニがデスロールをドーン、ドーンと連発しまくる映画かと思っていましたが、もちろんそれはありましたが、それよりも主人公の娘よりもお父さんの痛み(とくにシュガーに来るかシュガーに来るかと思った矢先の腕ドーンが)にある意味でデスロールでした。
中盤から後半にかけてのワニ描写は、サメ映画なんかよりもだいぶ怖かった。
サメと違って血で寄ってくるわけじゃないんで、視覚的にもいつ現れるのかのスリル感や、水中での呼吸の空気泡でワニが気づいて動くとか、ほんと怖いからね?
短尺映画のわりに意外と長く感じましたね。
主人公父娘以外にもワニは容赦なく…デスロールやらガブリやらで、なかなか豪快にそこは描かれてました。
あと、ラストで私は、数年後くらいの描写で足と腕に傷のあるヒロインがまた競泳をしているラストが来るのかと思っていたのですが、終わり方はあっさり、え!ここで終わるの!というのが気になりました。もう少し終盤に見せ場が欲しかった。
後ろを振り返る娘の目に映るのが、父親がワニに食われてる映像だったら面白いのに(あっ/本音)。←これも、遊び心と言う意味では後味悪さがあまりなく描かれてました。父娘の絆も元通りです。
痛いシーンはほとんどお父さんで、脚とか(なにあれ痛い)肩とか、最終的には腕も。娘は「私は最強捕食者よ!」なので。父娘強い強い。
それにしても、お父さんなんであんなにワニの生態に詳しいの?シュガー生き残ってよかったね!
台風19号が来てる最中、ハリケーンで水没してる映画なんかみて、物凄い罪悪感も。
コメント
続編のタイトルは「平泳ぎ」だ!
やっぱあれかな。犬は食い出が少ないから助かったのかな。
Breaststrokeですか…
響きがカッコよくなりますね(笑)
ワンちゃんは単純に水面深くまで達しないから気づかなかった
のかもしれない
こちらもコメントありがとうございました。
もしかしたらイーライ・ロスならとんでもない終わり方にしていたかも。
まあアジャ監督もそういう期待は持たせますよね、そういう映画を多く撮って来た方ですし。
ワニが良く出来てました。
これ全部CGなんでしょうか?
て感心する位にリアルなワニだったです。
イーライ・ロス監督よりも、アジャ監督のほうが
「やっちまったぜえ~」的な印象があるのは、ピラニアのせいかしら。
もう海洋生物映画をバンバン作って欲しいくらいです、それだけワニが良く出来てました。
シャークネードならぬクロコダイルネードはいつ作られるのでしょうか(・∀・)
クロールとワニ泳ぎと、どちらが速いかという映画ですね?
こんにちは。
確かに(笑)
それと、最強捕食者VS最強捕食者の闘いでしたね