
【概略】
年明けを祝うため、カーチャと仲間たちは雪山の頂上をロープウェーでめざいしていた。しかし、男女4人の乗ったロープウェーは故障により上空60mのところで停止してしまう。彼らがロープウェーに乗っていることを知るのは、業務終了していたところを金で釣り無理やり操縦させた操縦士と、直前で乗るのをやめたカーチャの恋人、キリルのみ。天候が荒れるマイナス10℃の中で夜明けを待つが、助けはいっこうにこない。追い詰められた4人は自力で脱出を試みるも、次第に不安定な密室の中で関係は悪化していき…。はたして、彼らの運命は―。
サスペンス
.0★★☆☆☆
まず全員「敵」、ではないです。
リフトが止まっちゃうっていう「フローズン」という映画がありましたが、あちらはなかなかよく出来てたものの、うーんこちらは…。
動かす人が誤って首を吊ることになっちゃってロープウェー(ゴンドラ)が止まっちゃうんですが、ほんとに緊迫感のかけらもない!!
というか、全然仲が良さそうにみえないメンバー…。
発煙筒の準備も遅すぎるんだよ…。ロマは最低なデブ野郎だし。
全員、馬鹿なの?としか思えなかった。
主人公(ヒロイン)のカーチャに関しては、キリルの子供身籠ってて、でもその事も内緒にして、新年の節目に言うのは酷だからって理由で別れることを秘密にしてたんですよ。
でもキリルはそれを知ってしまってて。キリルからしたら結婚指輪も用意しててさ…。そりゃゴンドラに乗って楽しい新年にはならないよな。ひとりだけ乗らずにホテルに帰ってしまうんだけどさ。
でもキリルがタクシーに「ここでいい!」っていうシーンもおかしい。荷物そのまま飛び出すかね?普通。それに誰一人手袋してないのもおかしいわ。
そろそろキリルのターンかな!?って思ったら、絶望キリルが、カーチャのあげたキリルのもってた凧をみて少しだけ奮起するだけで、結局あの雪上車の男性がいなかったら何も出来ずにいただろし…。
如何せん冷たさ・寒さを実感出来ず(演出的にはあるんですよ、手が凍傷でくっついちゃってるのとか)、ドキハラもないので、緊迫感のないドラマが続くのが苦痛。やっぱりあんまり仲のよくないメンツでどこか行くのはおすすめしないです!
コメント