
【概略】
音楽業界でスターになることを夢見ながらも、自分に自信がなく、周囲からは容姿も否定されるアリーは、小さなバーで細々と歌いながら日々を過ごしていた。そんな彼女はある日、世界的ロックスターのジャクソンに見いだされ、等身大の自分のままでショービジネスの世界に飛び込んでいくが…。
ドラマ
.0★★★☆☆
主演のレディー・ガガは勿論のことですが、ブラッドリー・クーパーの歌声も良かった。
ただ、この手のどうしても、「ひとりスターが誕生すれば、ひとりスターが減る」の極致を行く話は苦手かな。だって別にこの二人じゃなくてもよかったじゃない、と思ってしまうから。実話じゃないなら、なおさらハッピーなエンドかお互いの道で頑張ろう的な別れが観たかった。
あと、話がトントン拍子すぎて都合良すぎの展開が続くので、そこもどうしても気持ちが萎えた。何か初対面からラブラブだったし。
アリーと結婚した時は驚いたけども(恋人同士までかと思ってた)、でもどっちもミュージシャンでずっと二人でやれないのなら、いずれはどちらかが上とかそういう状況になるのは仕方がない。音楽の才能枯渇や魅力とか人って移り変わるものだからね…。
ラストは、あれっ?いつのまにジャック…と思ったけど、夫の追悼公演でアリーが歌う曲が良かったんで、酒とか薬とかはあったけれど、ジャックの才能は変わらないままだったんだなと思った。
年の離れた兄に言った「俺の憧れは兄さんだった」も良かったよね。
でもやっぱり私の中では、「…で?」な話だった。何も飾らない状態の時に歌うアリーのほうが良かったんで、もしかするとダンスとかそういうのをみて、ジャックも愛したアリーの存在が離れてしまうと思ってしまったのかな。
コメント
まるでこういう実話があったかのように不必要に鬱展開だよねー。
ほんとですよー。
2人が一緒で、
アリーがスター誕生するだけの話でも良かったように思う。
結局音楽業界って…みたいな、
鬱展開いらなかった((+_+))
オリジナルが悲劇だから、仕方ないんですよね。
ハッピーエンドにはできないのでしょう。
あっ、3度目なのかー
ずっと2回目だと思ってました。
あまりにも典型的すぎるスターの誕生と没落に、
何とも言えないやりきれなさを感じました