
【概略】
女流詩人のローズは骨董屋で入手した古書の記述から、自分の住むN.Y.のアパートが魔女のために建てられたものであると知る。その後、彼女は惨殺され…。
ホラー
.0★★★☆☆
魔女三部作の中間にあたる作品ですが、極彩色のサイケな映像やよくわからん殺戮、不穏な空気をまとう音楽と、アルジェント監督らしい雰囲気が出ていると思います。
面白いかと言われれば、さほどでもないこのシリーズなんですが(個人的な意見ね)、出てくる女性は美人ばかりだし、彼女らの恐怖を活写するのにたけてる監督さんらしい、執拗な演出だったり、そういうのが上手い具合にかみあわさって、味が出てるシリーズだと思います。
猫を抱いた美女(魔女)が非常に美しいですね。強い瞳の光に惹きつけられます。カーラ・デルヴィーニュにちょっと似てる。
それにしても話がすっ飛び過ぎじゃない?唐突過ぎてよくわからないんだけど…。
骨董古本に謎の文章があり、気になったローズは弟に手紙を書いたものの、文章通り地下室で濡れ透けまくりしてた彼女もギロチンで殺されて主人公ではない。
エレベーターで相乗りになっただけの男を部屋にあげるとかサラ無防備すぎ!と思ったら彼女も主人公ではない(彼女の死亡発見時はインパクト大)。
誰が主人公なのだ?弟か?弟なのだな?と思ったら、エリースとかいう上階の伯爵夫人が「三母神」について語り、ローズの部屋近くの廊下の血を指摘。それによって殺人をエリースが目撃する羽目に。…で、主人公か!?と思ったら猫に襲撃されてるうち犯人に刺されるしで、やっぱり弟か…となるわけ。
46年ぶりの皆既月食。月は魔力の源とも言いますし。
たくさんの猫を袋に入れて川に投げ捨てた、骨董屋の主人(酷い;)。沈め!とかやってるうちに倒れて、脚が悪いので立てず、そのままドブネズミに殺されるのかと思えば、ヘルプミーに飛んできた男に首元グサッとナイフで刺されるし(え、なんで?感が強い)。
「鍵は君の靴底の下にある」←弟はずっとこれ考えてた!(笑)謎が普通過ぎて逆に考えつかないのか?
なんでかしらん、アパートのおばさんが悪だくみしてたうえ、ろうそく落として燃えるのは仕方ないけども、自らカーテンに火を移して火事を広めるしで。
「死に神よ!」で笑ってしまった私は不謹慎でしょうか…。でもねえ、これ面白い演出も確かにあるんだ。
どこか噛み合わない不穏な楽曲、あるようで無いようなストーリー…それってまあ確かに「ザ・アルジェント映画」でしたね。
コメント
今日はお疲れ様でした。
初めまして○ニック○ーケット指導員さんの指導員さんです笑
今日は長め?の感想だったんでしょうか。
暇な時に見にきたいと思います。
お疲れさまでした。
ありがとうございます。
これはまあまあ普通~ちょい長いの感じだと思います。
ブログのデザインもシンプルにして、字が見難いのが嫌なので大き目のフォント設定にしているのですが、
PCならちょうどいいのだけれど、スマホからは少し見づらい気もしますね。