updated date : 2019/08/20
category - ヒューマン・ドラマ COM(2) TB(2

バジュランギおじさんと、小さな迷子

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【概略】
パキスタンの小さな村に住む女の子シャヒーダー。幼い頃から声が出せない障害を持った彼女を心配したお母さんと一緒に、インドのイスラム寺院に願掛けに行くが、帰り道で一人インドに取り残されてしまう。そんなシャヒーダーが出会ったのは、ヒンドゥー教のハヌマーン神の熱烈な信者のパワンだった。パワンは、底抜けの正直者でお人好し。これも、ハヌマーンの思し召しと、母親とはぐれたシャヒーダーを預かることにしたが、声の出せないシャヒーダーがどこに住んでいるのかさっぱり分からないまま、楽しい日々が過ぎていく。そんなある日、ひょんなことから彼女がパキスタンのイスラム教徒と分かって驚愕。パワンは、パスポートもビザもなしに、国境を越えてシャヒーダーを家に送り届けることを決意する。インド人のパワンにとっては、近くて遠い国パキスタン。国境では警備隊に捕まり、パキスタン国内ではスパイに間違われて警察に追われる波乱万丈の二人旅。果たしてパワンは無事にシャヒーダーを母親の元へ送り届けることができるのか?そこには、思いもよらなかった奇跡が待っていた…。
ドラマ

.5★★★☆☆
当然のごとく歌って踊るインド映画ですが、ほどよく感動的で、少女も愛らしく、ちょっとベタな展開ではあるものの、インドとパキスタン問題を絡ませながら展開していくのも興味深かったです。
インドとパキスタン…異なる信仰を持つもの同士でも、信仰を揺らがせず相手を敬う姿に、世界平和の根っ子をみました。国という垣根を越えて、世界中がもし相手を敬う気持ちを持ち続けていれば…。現実ではなかなか難しいのだけれどね。
もうちょい前半部をシャープな感じにしても良さそうだけど、それだとインド映画らしさは消えてしまうのかな。
あとバジュランギおじさんことラワンの登場シーンから筋肉質な肉体なのが気になるな(笑)と思ってたら、一応父親に鍛えられた経験があるからってことになってたけど、「向いてない」わりに、絞め方とか教授できちゃうんだ。強いんだ。
無理やり裏ルートでパキスタンに送ろうとして離れたため、売春宿に売られそうになったシャヒーダーをみたときのラワンの涙は、「この子を親の元に帰せるのは俺だけだ!」だったんでしょうかね。
コミカルだったのは、ハヌマーン信者はコソコソしないと言い張って、国境を越える時の「許可を得る」ところ。あと記者に「どうやって親を探すつもりだ?」と言われて「ハヌマーン様が力に」と答えて「パキスタンでもか?」と笑われるところ。
事情を知った人々が次々と助けてくれるところは、やはり純粋で善なる心からの行動だからなんだろうなと思います。
記者が両国に呼びかける、良心と愛が人々に伝わり、バジュランギの帰郷のため、人々が動く。
「おじさん!」話せない少女が発したこの一言。でもできれば「ラーマ万歳!」じゃなくて「バジュランギおじさーん!」と叫んで欲しかったかも。いや、あえてラーマ万歳にして宗教など関係ない事を現したかったのかな…ムムム。
ラスィカー役の女性、なんか違う映画で見たな…。何の映画だっけ。
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コメント数 2

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fjk78dead → 

> 少女も愛らしく、

大事。そことても大事。
インドとパキスタンみたいに仲が悪い国、、、、日本と韓国とか。感動的にならない気がするなあ。どっち側からもヘイトがヒドイ。

2019/08/21 (Wed) 22:14 | 編集 | 返信 |   
maki → >fjk78deadさん こんばんは。

ここ、めちゃくちゃ大事ですよね。
某ステイサム映画の中国少女のときはほんとがっくりきたもんで。

日本も韓国も、政府やニュースに踊らされた一部の人たちが
ヘイト合戦しているようにみえます。

2019/08/22 (Thu) 20:53 | 編集 | 返信 |   

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トラックバック数 2

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