
【概略】
世界が滅び、人々は空に、海に、そして地を這う車輪の上に、都市を創った。たった60分で文明を荒廃させた最終戦争後、残された人類は移動型の都市を創り出し、地上は“都市が都市を喰う”、弱肉強食の世界へと姿を変える。荒野は巨大移動都市・ロンドンによって支配されようとしていたが、一人の少女が反撃へと動き出す…。
SFアクション
.0★★★☆☆
ビジュアルと世界観は良く出来てるし面白いものの、しかしそれ以外は…主要キャラクターに魅力がないので、全然惹かれない。結果、期待してたほどではない。
そう思うのがだいぶ前半からだから、当然物語にも集中できないわけ。
移動都市だけの話ならシュライク必要?いや、育ての親が人工機械ってところは良い設定なんだけど、何を約束したのかと思えば…だったし、そして早々と退場しちゃう感じが何とも大味感。やっぱいらなくない?このシュライク設定。瞳の形のペンダントは最初からヒロインが持ってる風にすればいいしねえ。
古代遺物を扱ってた相棒になる青年トムだって、途中からと最後、パイロットになっちゃうし(「世界を周るのもいいかな」)…遺物はもういいのかよ。あとこれも中国色があると思う…。
地を這う移動都市のビジュアルや、他の都市を捕獲して燃料にするっていうアイデアは面白いんだけど、もっと色々な有名な都市が出てくると思えば、名前すら…だったし、残念な部分が多すぎる。スチームパンク風ならもっと色を出すべきでもあった。
ところでお母さんの名前、パンドラの箱…ギャグ?
コメント
ジブリっぽいのに、ヒーロー、ヒロインが中年でピンと来ないよ、みたいな話でした。アイデアいいのにいろいろ勿体ないことしてるってのには同感。
そういわれれば、フレッシュさに欠ける人選でありました。
移動都市だけみると、ハウルの動く城を思い出しますね
世界観はおもしろいですよね。
ウィーヴィング、気がつかなかったですー。
そうそう、世界観設定は面白いし好みなので、
その分、残念感が高い作品でした。
もっと面白く出来そうですよねー…。
ヒューゴ・ウィーヴィング…あれ、ボーさんが男性に気をとられるとは???(笑)