ゲティ家の身代金

2019年07月17日
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ヒューマン・ドラマ
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【概略】
‘世界中のすべての金を手にした’といわれる大富豪ゲティ。孫ポールが誘拐され1700万ドルという破格の身代金を要求されたゲティは、支払いを断固拒否。彼は大富豪であると同時に稀代の守銭奴だったのだ。離婚によりゲティ家を離れていたポールの母ゲイルに支払いは不可能。息子を救い出すため、ゲイルは事あるごとに脅迫してくる犯人だけでなく、断固として支払いを拒否する【世界一の大富豪】とも戦うことになる。警察に狂言誘拐を疑われ、マスコミに追い回され、疲弊していくゲイル。一方、一向に身代金が払われる様子がないことに犯人は痺れを切らし、ポールの身に危険が迫っていた…。
ドラマ

.0★★★☆☆
ゲティ家の17歳になる孫息子が誘拐され、多額の身代金を要求されるが、当主のゲティ爺は支払いを拒否。息子はアル中でヤク中。実母のアビゲイル・ハリスは元CIAのアドバイザーと協力して、息子の生還に奔走するが…という話。
実際にあった誘拐事件の映画化ですが、けっこう脚色されているはずなのですが、ストーリーに捻りがなく今一つ盛り上がらないで終わった。
勿論実際の事件だから話を膨らませすぎるのは無理なんだろうけど、概略の設定だけ(金持ち祖父が身代金払うのを渋った、母親は誘拐犯と祖父と同時に対決する)は面白そうに見えるんですよ。
超富豪でありながら、ドケチだった祖父に、普通の人間は、孫の命よりも金なの?と思ってしまう。でも、孫は他にもたくさんいて、一人の孫に身代金を払えば、他の孫たちも狙われるかもしれないという可能性もあり…。一応交渉人に依頼したりもしてるので、本当の意味での守銭奴ではない(と思われる)。卑劣な悪には屈しない、という精神。
誘拐犯とゲティの間で板挟みになる母親の役を、ミシェル・ウィリアムズが演じてました。マーク・ウォールバーグが交渉人役ですが、主役は母親アビゲイルでしたね。
クリストファー・プラマーのゲティ爺がはまっていて(スキャンダルを起こしたケビン・スペイシーが演じるはずだった役を、わずか数日で代役こなした)、存在感と凄みで、むしろケビン・スペイシーより合ってたのでは?と思わされる。
また、信頼できるのは金だけってところは、実はこの人、貧乏を知っていたのではと思う。それはとても孤独で虚しい人生だと言われようとも。でも結局残りの金を全部出すんですよね。
個人的には、小さいミノタウルス像が15ドルのお土産品だったシーンが印象的。
クリストファー・プラマーが代役をした事で話題になった本作ですが、肝心の中身があまり話題にならなかった事に、ある意味納得。
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maki
Posted by maki
大作~B級を幅広く鑑賞中。ホラー、サスペンス・スリラーが好き。
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マッツ・ミケルセン、コリン・ファース、ポール・ベタニー、ドニー・イェン その他…
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  • 1973年、アメリカの石油王で世界一の大富豪ジャン・ポール・ゲティの孫息子ポールがローマで誘拐され、身代金1700万ドル(約50億円)が要求された。 ところが、ゲティは支払いを拒否。 離婚によりゲティ家を離れていたポールの母ゲイルに支払いは不可能。 ゲティの部下で元CIAのチェイスが、犯人グループとの交渉を任されるが…。 クライム・サスペンス。

    2019.07.21 (Sun) 03:49 | 象のロケット
  • 世界中すべてのカネより大切なもの。

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