
【概略】
とある事件がきっかけでボストン市警を辞め、そのトラウマから薬に頼る生活を送っていたメーガン。知り合いの伝手で遺体安置所の夜勤を始めた彼女の元に、悪魔祓いの最中に亡くなったハンナという少女の遺体が運ばれる。少女の遺体が来て以来、病院内では機械が次々と故障し監視カメラには謎の影が映るなど不可思議な現象が多発。不審に思うメーガンだったが…。これは薬による幻覚か、それとも現実か?
ホラー
.0★★★☆☆
悪魔祓いから話は始まる。強力な悪魔がハンナ・グレイスに憑りついており、神父らが殺られる。ハンナの父親は、許しを請いながらもハンナに枕を押し付ける…。
3か月後、元警官のメーガンが病院の霊安室の遺体引き取り係の夜勤に就く。
するとハンナの遺体が運ばれてくる。
この悪魔祓いに失敗した遺体が安置所に来るという設定は良かった。機械で画像が読み取れないとか、「あの子はまだ死んでない!」と謎の男(ハンナの父親)が乱入してきたりと、不可解な現象が起こったりする。
ハンナ役の女の子、なかなか良かったよね。悪魔祓い時のひん曲がった体とか、遺体時の突然動く姿とか不気味にも見えた。螺旋階段を縦に上ってくるとか、ハンナが体をボキッとすると、対象の人間が十字状態で反り返っていくところとか良いですね。
設定的には「ラスト・シフト/最期の夜勤」をちょっと思い出した。ただ、本作はオチが単純だった。燃やせばOKってな。
過去を悔いているヒロインが、立ち直る話でもあったのさー。
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