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クロノス

2019/05/14  19:58
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【概略】
存在してはならなかった。永遠の生命と引き換えに、今、恐怖の封印が解かれる―。ギレルモ・デル・トロ監督、劇場長編初監督作品がHDニューマスターにて登場!
ホラー

.0★★★★☆
スカラベ?風にはなっているものの、設定的にはこれ、ジョジョの「石仮面」では…(笑)
ギレルモ・デル・トロ監督の長編デビュー作。
グロはたいしてないのに、気持ち悪い雰囲気が凄く出ていて、あっコレ好き!となった(笑)
骨董屋のおじいさんヘススが、不死の秘密を追求した16世紀の錬金術師が作った「クロノス」と呼ばれる装置で、吸血鬼になってしまい…という話。そしてそんな彼を慕う孫娘アウロラの可愛さよ。
若いロン・パールマンが出てた。
手にした人間の血を吸い不死の肉体を与えるも、日光に弱くなり人の血を欲するようになる…要は吸血鬼化なんだけど、特に人間と変わらず、吸血行為も、相手に傷を負わせ出血させるとかしかなくて、正直ふつうの人間より生きるの辛い^;
「俺は人間をやめるぞ、ジョジョー!」は有名な「ジョジョの奇妙な冒険」のディオの台詞ですが、それに反して最初は血の渇望や若さへの喜びなんかがあったヘススは、むしろ「俺は人間として死ぬぞ、ジョジョー!」って感じで、結局「異形の者と純粋な者との愛」なんですよね。吸血鬼としてよりも、ヘスス・グリスとしてありたいと。
デルトロスキーには絶対観ていただきたい。色々とまだ妄想設定や演出面の弱さもありながらも、デビュー作から早くもデル・トロらしさが色々な所に現れてて、好き。
ヘススがそうなんだけど、「人の血への渇望」が抑えられない、あさましくて憐れな生き物のように描かれており(トイレのシーンとか)、吸血鬼の永遠の命よりも、美しく気高い物言わぬ孫アウロラの思慕「おじいちゃん」が勝つ映画。
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コメント

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宵乃 2019/05/15 10:05

これいいですよね

ヘススおじいちゃんとアウロラの二人が微笑ましくて冒頭から漂う不穏さも忘れそうになりましたが、やっぱりデル・トロ監督だー!という感じでした。

>あさましくて憐れな生き物のように描かれており(トイレのシーンとか)

ここインパクトありました。普通なら絶対無理ですもんね(汗)
吸血鬼って弱点が多いものですが、ここで描かれるのは特殊能力すらほとんど与えられず、不老不死のためだけにそれを求める富豪の愚かしさも際立ってました。
アウロラが天使!!
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maki 2019/05/15 16:39

>宵乃さん こんにちは。

デル・トロ監督って、長編初時代から、
ブレないオタク性をもっていたのね…と、嬉しくなりましたね。

トイレのシーン…鼻血や床に落ちた血をすすろうとするヘススの姿は、
ほんと哀れに見えました。
吸血鬼化したとしても、吸血のための牙がはえていたわけではないし、
16世紀の時代のときのシーンでも傷つけられ逆さにされ血を絞り出されていたわけで、
そういう意味ではほんと人間より生き辛いですよ、これは…。
不老不死とはいっても、極端に若くなるわけでもなかったのが、
(新しい皮膚が生まれていたけれど)また印象に残りました。
そしてアウロラの可愛さがね!
「おじいちゃん…」という一言で、不老不死のすべてを捨てたヘススの姿に涙ですよ。

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