
【概略】
森の中の一軒家に住むポール一家のもとに、ウィルと名乗る男とその家族が、正体不明の“それ”から逃げようと助けを求めてくる。ポールは、“それ”が侵入しないように「夜は入口の赤いドアを常に施錠する」というルールに従うことを条件に、彼らを受け入れた。ところがある日の夜、赤いドアが開いていたことがわかる…。
スリラー
.0★★★☆☆
「外には恐怖、中には狂気」というキャッチコピーで、なんとなく心理描写がメイン風な映画かなと思ってたのですが(いわゆるスリラー映画みたいな)、
「それは夜に来る」的な話ではなかったような?
森の中で、何かの感染から逃れてる一家が、別の家族も受け入れるという話なのですが、人の疑心暗鬼が一番怖いわーという。
感染も謎のまま、感染過程や経路もよくわからず。この一家と別の一家以外の人々がどうなっているかもわからない。
分からないから、自分以外の人間を疑う。疑心暗鬼に陥り、それがいつの間にか「真実」であるかのようにふるまう。
「開けてはいけないドア」を誰が開けたのかという、小さな事実が「疑心」の対象であるように、やがてもう一つの一家の幼い息子が感染したのではないかと疑われ…。
主人公の父親ポールやその息子トラヴィスの心理的葛藤がメインかもしれません。本当にそうだったのか?これが正しいのか?母親の「大丈夫よ」の何が一体大丈夫なのか…。
ほぼ密室で破滅型のサスペンスだった。あと誰が結局扉をあけたのかわからないよね、もやもや!
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