ホラー

死霊院 世界で最も呪われた事件

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【概略】
2004年ルーマニア。アデリーナという23歳の修道女が、3日間監禁された後に死亡するという事件が起こった。逮捕されたのは、同じ修道院のディミトル神父。彼は、その修道女を拘束し悪魔祓いを行っていたという。ジャーナリストのニコールは、真相を究明するためルーマニアへと向かった。司祭長はディミトル神父を非難していたが、アデリーナは確かに悪魔に憑依されていたと証言する者もいた。そして、悪魔祓いが途中で中断されたことにより、悪魔は完全に消え去ってはいないという。にわかには信じられないニコールだったが…。
ホラー

.5★★★☆☆
主人公が意外と美人さん。ジャーナリスト魂もありそうですが、亡くなった母親のことで信仰が揺らいでいる。
アデリーナという修道女が3日間の拷問の末死亡した、悪魔祓いを行っていたディミトル神父は収監されるが、司教はディミトル神父による悪魔祓いを否定、しかしアデリーナは確かに悪魔に憑りつかれていたという証言もあり…。
これは短尺のわりになかなか面白かった。舞台がルーマニアってところも好ポイント。
お祭りの趣旨(もともと行われていた儀式)も闇深くて良かったし、口のきけない流浪の謎少年も不気味だった。
アデリーナが名前を告げたのは悪魔アガレス。
悪魔憑きが精神障害=統合失調症と誤解されたり(ここの、病院でのアデリーナの恐怖表現はなかなか良かった)、転移(魂が弱ったものに悪魔が憑りつき変わる)だったり、そもそもはアデリーナの腕の中で亡くなったゲイブリエル神父が行った、件の流浪のタビアン少年の父親の悪魔祓いが元だった。
タビアン父の悪魔祓いから老神父に転移したのだ。そこから接触したアデリーナにまた転移。
魂が弱ったヒロインに最終的に憑りつくも、助けに入った協力者のアントン神父が、タビアン親子の手を借りて悪魔祓いを敢行。
悪魔が雨を降らすのは、聖水を使わせないためだったのね。堕落を待つ悪魔と、ニコールの信心と戦う心を取り戻そうとするアントン。
決着はつく。その後、ディミトル神父と4人の修道女は殺人の罪で7年間服役。その後、教会に戻ったディミトル神父は、悪魔祓いを続けている…という文章が入ってラスト。
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2019/02/21 Thu )
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