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TUVALU ツバル

2018/01/08  11:58
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【概略】どこか遥か遠い時代の、とある国。荒れた土地の一角にある室内プールでアントンは管理人の父の手伝いをしていた。いまだ、プールの外に出たことのないアントンの夢は船長になって航海の旅に出ること。ある日、常連客の父に連れられてやって来た娘のエヴァを見たアントンは彼女に一目惚れする。エヴァもこの不思議な青年に興味を抱くのだが…。
ファンタジー



.0★★★★☆
うーん、驚いた。凄いと聞いていたけれども、本当にビックリ。

まず台詞がほとんどないんですね、サイレント映画調です(台詞がないだけ)。そして シーンごとに色がちがうセピアカラーが非常にまた味があるの!最初はなんだかよくわからないんですが、次第に話の筋はみえてくる。

廃墟と化したポツンとたたずむ客のほとんど入らないプール。盲目の父に従い一歩も外に出ずにプールで働くアントンは、客としてきたエヴァにひとめ惚れをする。プールの中の金魚鉢の映像は面白い。裸のエヴァが泳ぐ様子もまるで金魚のようですよね。少女のブラジャーに固執する姿は、少年期のいわゆる性のあらわれというやつなのかしらね?とにかく検査基準に満たず、ボロボロの施設は町の再開発計画に邪魔なんですよね。

実はこのプールを生きがいにしている盲目の父にアントンはここが繁盛していると、録音した声テープで嘘をついているのです。グレゴールの陰湿な嫌がらせにも負けず懸命にプールを守ろうとするアントンとプールに集まる人々。

プールは最後には取り壊されますが、その最後は決して悲惨なものではなかったと思う。

好き嫌いは分かれそうな作品ですね、単純にファンタジーともいいえるのかどうかわかりません(ちょっとブラックな部分もありますよね?)前半は私もいまいちかな?と思っちゃった。でも後半はとても良いシーンが多いです。

警察官がポコッと検査人を殴って服を奪うところなんかのユーモア感は妙に懐かしい。あと、レジのおばさんが電子レジを使ってるようにみせかけるシーンや、集まる人々が協力してきちんと運営しているように見せかけている部分なんかも(傘で雨水をしのいだりね!)。ボイラーの暴走で盲目のパパの的確な指示を2人が受けているシーンや蝋燭だらけのプールでの葬式もね。

現実感はまるでない。まるで夢の中の話みたい。EDの曲気に入っちゃったな~。

ツバルというのは実際にある温暖化により水没しそうな小さな島国の名前。でもこの作品での「ツバル」というのは夢の国の象徴です。
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