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グースバンプス モンスターと秘密の書

2018/01/09  10:46
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【概略】ニューヨークから田舎町に引っ越してきた少年ザックは、隣に住む変わり者のホラー作家スタインと知り合う。ある日、ザックはスタインの家に隠し部屋を見つけ、そこに鍵のかかった大量の本が置いてあるのを発見する。興味本位で本を開いてみると、なんと本の中に封印されていた恐ろしい怪物たちが解き放たれてしまう。
ファンタジー



.0★★★★☆
ニューヨークから田舎町に引っ越してきた少年ザックは、隣に住む変わり者のホラー作家スタインと知り合う。ある日、ザックはスタインの家に隠し部屋を見つけ、そこに鍵のかかった大量の本が置いてあるのを発見する。興味本位で本を開いてみると、なんと本の中に封印されていた恐ろしい怪物たちが解き放たれてしまう。実はスタインがあるタイプライターで小説を書くとその内容が実体化してしまうため、書いた作品に鍵をかけてしまいこんでいたのだ。怪物たちの出現により街中がパニックに陥る中、ザックやスタインは怪物たちを再び本の中に封じ込めるべく奔走する。

小粒な「ファンタ・ビ」みたいな設定だな~と思ってたら、これも人気児童書のひとつだったのね。ファンタジー的モンスターというよりはリアルな恐怖感を得られるその本から解き放された怪物たちがどっさり現れて楽しいし、ノームの園芸陶器感が良く出来ててマル。

物書きであるジャック・ブラックは普段よりも抑えぎみの演技で、人嫌いの役どころを上手く演じてる。しかし、本の作られた登場人物との恋愛ってライトノベルや漫画みたいな設定だね(笑)オチも無難にきれいに締め括られていて良かった。

異世界と現実が繋がってしまうというのは児童文学では馴染みの設定だし、実際にR・L・スタインはホラーアンソロジーシリーズを出版している作家で、本作ではそのお馴染みのモンスターたちが暴れまくる。またスタインが「子供向けスティーヴン・キング」と言われていることをいじったり、ジャック・ブラックの「ガリバー旅行記」のセルフパロディもあったりと、何気にやりたい放題の作品(笑)。残念なのは私がスタインの作品を読んだ事がないこと。でもよくある子供向けの恐怖物語を書いてる作家なんだなというのは伝わった。私も昔読んでたシリーズあったわ~「ミイラ男」とか、「恐怖の鏡」とかさ。あれ何シリーズだったんだろ。

全体的にクスリと笑える要素もありで、やたら出しちゃいけないときに音を出すへっぽこな同級生チャンプや、やっぱり可笑しいジャック・ブラック、邪悪な腹話術人形スラッピーなど、コミカルで面白く、こういう作品は楽しくて好きだなー。アクションや見せかたも良く出来てて面白かった。

小さな町は怪物たちに孤立させられ乗っ取られてしまうのです。憧れの女の子を狼男から助けてチャンプがキスされるのとか、王道だけどこう言うシーンは青春ものとしてはあってほしいよね。スタインの娘ハンナは実はスタインが書き上げた作られた「娘」だったのですが、怪物たちを退治するための「本のキャラクターはすべて二度と現われない」という新しい本を書き綴る過程での彼女とザックとの恋愛も切なくてよかった。ラストでもう一度スタインがハンナの物語を作りだして、本を燃やしてしまった事で、もう彼女は「生きている人間と同じ」なんですよねー。全部まるっとハッピーエンドと思いきや透明人間を忘れてたりとか(笑)あくまでホラーファンタジーなんですよね。このエンドが活きててまた笑う。

邦題に難がありますが、楽しくて面白い良作でした。
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