ヒューマン・ドラマ

バッカス・レディ

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【概略】
‘死ぬほど上手’と噂の高齢者向けの売春婦ソヨン。得意客も見かけなくなったある日、トラブルに巻き込まれた混血の少年を助け、仕様がなく家に連れて帰る。彼女の住む家は様々な事情を抱えた人々が肩を寄せ合うシェアハウス。ソヨンは生きるのが辛いと告白する客の哀願を聞き、同情を寄せる。ソヨンはいつしか‘上手に死なせてあげる’方法を思いつく…。
ドラマ

.0★★★☆☆
福祉老人問題や人口流出問題、安楽死問題。性を売り物にして生きてゆくシルバー売春婦をしている60代のヒロインが遭遇する様々な出来事を通し、日本にも共通している韓国の社会的暗部・恥部を風刺した映画なのかな?
ヒロイン・ソヨンが暮らすのはシェアハウス。病院で、現地妻が医師を刺した現場に居合わせたソヨンは、そのフィリピン人の女性の子供を一時預かり。シェアハウスの大家はニューハーフで、あとはフィギュア作りの義足の青年や黒人女性などがいる。
昔とても良くしてくれた紳士が、いまは病院で寝たきりになってることを知り、会いに行くも、「死んでしまいたい」と哀願され…悩んだ末、気道を詰まらして「送って」しまう。そのあと、家族がいなく認知症の男性も哀願されて「送る」ことになる。
得意客からの評判からか、その後も自殺の手伝いをさせられることに…。
防犯カメラに映っていた事から殺人罪で逮捕されたときに、罪を認めてわざと刑務所に入ったのは、ソヨンにとっては寒い冬の時期、衣食住の安定がマシという算段だったのでしょうね。
全体的にアッサリな印象でもっと生々しい話かと思っていたのでそこは拍子抜けした。「死ぬほど上手」という噂からか、腹上死とかになるのかと思ってた^;
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ジャンル: 映画
テーマ: 映画感想
( 最終更新日: 2021/04/30 Fri )
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